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沈黙が怖くなくなる!“間”をつくる会話術

2013年05月29日 00:01  オズモール

オズモール

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会話中の沈黙が怖くてつい余計なことを口走り、後悔することってない? スピーチコンサルタントの村松加王里さんは「会話は“間”があるほうが、相手に安心感を与えることができる」と話す。 「息をつく間もない会話だと、相手に緊張感や圧迫感を与えてしまうことも。ある程度“間”があり、ゆったりと落ち着いた会話のほうが相手から『もっと話してみたい』と思われるものです」(同) ただしそう思われるためには“間”のつくり方にコツがあるのだそう。村松さんに教えてもらった「もっと話してみたい」と思われる“間”のつくり方とは? ◎食事と同様に会話も腹八分で 時間が許す限り、すべて話して満足するのではなく、腹八分くらいにとどめて『もっと話してみたいなぁ』と相手に思わせるのが理想的。会話に心残りがあるほうが、自分により関心を持ってもらえるもの。「今度はこんな話をするね」といった次につながるひとことがあると、さらに今度会うことを楽しみに思ってもらえそう。腹八分といっても相手の話を途中で切るのではなく、自分の話を途中で切ることが大切。 ◎すぐに目をそらさない 会話中のアイコンタクトは、コミュニケーションをとるうえで、もちろん大切なもの。さらに会話が終わったあとも、数秒間は相手の目を見よう。自分の話が終わったからといってすぐに目をそらすと、相手はさみしい気持ちになるもの。また、別れるときも「じゃあね」と言ったあとに数秒間相手の目を見るようにすると、相手を思いやる気持ちが伝わるはず。目を合わせるのが苦手な人は、「見られている」ことばかりに意識が向きがちだけど、「目で表現している」ことを意識して。すると、相手と目を合わせるのが格段にラクになるはず。 これらの“間”をつくるコツは、男女間でも好感度アップのポイントになるのだそう。 「異性の前だと緊張してうまく話せないという人は、こうしたテクニックを利用すると男性から魅力的に映るはず。多くを語らず、ベールに包まれた部分がある人のほうが『もっと知りたい』と追いかけられやすいのです」(同) 自分のトークに自信がない人も、少し意識を変えるだけで会話を楽しめるようになるもの。簡単なのですぐにでも実践してみよう! スピーチコンサルタント。テレビ番組のキャスターやリポーターとして幅広く活動。そのかたわら「話し方と伝え方」講師として、研修や講演を行うほか、テレビや雑誌などで活躍している。著書に『しゃべらない会話術。』(青月社)がある。お知らせ村松さんの新刊『人に好かれる話し方の法則』がアース・スターエンターテイメントより好評発売中。コミュニケーションをとるうえで重要な「間の使い方」とは? 【オズモール】