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かみ合わない相手との距離が近づく!3つの秘策

2013年05月22日 00:01  オズモール

オズモール

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相手と話がかみ合わずに、妙に疲れてしまった経験はない? 自分が伝えたことが別の解釈をされたり、意見が食い違って気まずい空気になったりすると“この人とはかみ合わない”とそれ以上親しくなるのを諦めてしまいがち。けれどもスピーチコンサルタントの村松加王里さんは「人と話がかみ合わないのはコミュニケーションでは当然のこと」と話す。 「人と話がかみ合わないのは、ものごとに対する考えや感覚、話し方などコミュニケーションの基盤が異なるからです。話が合う相手というのは、この基盤が似通っているということですが、そうしたケースはあまり多くありません。話がかみ合わないからこそ、相手の立場に立って考えたり、理解しようとしたりすることで相手との距離が縮まり、コミュニケーション能力が高まっていくのです」(同) では、話がかみ合わない相手との距離を縮めるにはどうすればいいの? 村松さんから教えてもらった、次の3つの秘策を参考にして。 (1)メッセージをあいまいにしないこと 自分の言葉が意図とは違った解釈をされてしまう場合、相手の理解力だけではなく、自分の言葉のあいまいさが原因になっている可能性も。話すのが苦手な人ほど、自分の意見を濁しがちだけれど、できるだけ「イエス」「ノー」をはっきりと示すように心掛けて。さらになぜそう思ったのかを付け加えると、誤解や話の食い違いはグッと減るはず。 (2)相手の話し方のペースに合わせる 早口ぎみな相手の場合、こちらのペースがゆっくりだと会話のリズムが狂って、かみ合わない印象に。逆の場合も同じ。相手の話し方を冷静に観察し、なるべくそのペースに合わせるようにすると、相手と感覚も合うようになってきて、会話が弾んでいくはず。 (3)謙虚な態度で接する 意見がなかなか合わないと、つい話し方や態度が上から目線になりがち。これは相手に距離を置かれる大きな原因に。意見がなかなか合わない人にこそ「教えてください」という謙虚な態度で接すると、相手も意見を受け入れやすくなるもの。 かみ合わない相手ともコミュニケーションがスムーズにとれるようになれば「意外とこんな人だったんだ!」などと新たな発見ができることも。さっそく3つの秘策をとり入れてみよう! 村松加王里スピーチコンサルタント。テレビ番組のキャスターやリポーターとして幅広く活動。そのかたわら「話し方と伝え方」講師として、研修や講演を行うほか、テレビや雑誌などで活躍している。著書に『しゃべらない会話術。』(青月社)がある。お知らせ村松さんの新刊『人に好かれる話し方の法則』がアース・スターエンターテイメントより5月20日に発売。コミュニケーションをとるうえで重要な「間の使い方」とは? 【オズモール】