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肌にやさしい紫外線対策はクレンジングがカギ!

2013年05月16日 00:01  オズモール

オズモール

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日差しが強くなりはじめ、紫外線が気になる時季に突入。夏になると毎年UVケアに力を入れているけれど、小さなシミやソバカスが出てきたみたい…。もうこれ以上増やしたくないし、効果的なUVケアをしたいのだけど? 「間違ったUVケアを続けていると、逆に肌トラブルを招いてしまうので要注意」と警鐘を鳴らすのは、12万人もの肌を見てきた肌のスペシャリストの米澤さん。 日焼け止めクリームは紫外線対策に効果的。ただし、日焼け止めクリームを塗った日は、念入りなクレンジングが必要不可欠なのだとか。 「UVケアアイテムには、汗に強い設計になっているので、油分が多く含まれ、通常のクレンジングでは落としきれないことが多いんです。肌に残った油分は蓄積されて肌トラブルの原因に。適度な油分を持つクリームタイプのクレンジングアイテムをセレクトし、2~3分ほど時間をかけてマッサージしながら落とすのが理想です」(同) また、日焼け止めクリームは、中の油分が時間と共に酸化して肌の老化につながるので、長時間の使用はおすすめできないそう。そこで米澤さんに、普段使いにイチ押しのUVケアアイテムを聞いてみた。 「通勤には、紫外線散乱剤の入ったフェイスパウダーがおすすめです。密着しないので肌呼吸がスムーズで、気軽に重ねづけもできるので便利。クリームに比べて油分が少ないので、肌への負担も減ります。パウダーだけでは心もとないという人は、日傘や帽子を使うのがいいですね」(同) もし、トレッキングやテニスなどのアウトドアレジャーで日焼けをしてしまったらどうしたらいいの? 「まずは、炎症を抑えるために、水に濡らして絞ったタオルをあてて冷やします。そのあとはいつもより丁寧にクリームタイプのクレンジングアイテムを使って、クレンジングを行いましょう。手のひら全体を皮膚に密着させながら、円を描き、なでるようにすると、肌がほぐれてやわらかくなります。肌を健やかな状態に近づくと、紫外線で傷んだ肌を取り除いて、再生を促すことにつながるのです」(同) 紫外線対策は、TPOに合わせた賢いアイテム選びと丁寧なクレンジングが鍵! 強い日差しに負けない美肌を手に入れよう。 米澤房昭1645年熊本県生まれ。化粧品会社を経て1974年より横浜でサロンを開業。ひたすら自身の指先の感覚と顧客の肌の反応を頼りに、独自のテクニックを編み出す。そのクオリティの高さと効果の確実さが口コミで広まり、女優やモデル、美容家などを含め幅広い顧客を抱えるようになる。1999年、銀座に「米澤式健顔」として移転し現在に至る。著書は『米澤先生に聞く、肌のホントのことウソのこと55』(ハースト婦人画報社)『奇跡の美人健顔法』(PHP出版)『顔の「汚れ」を完璧に落とす本』(宝島社)など。【オズモール】