写真春はお誘いが多く、デートや女子会、合コンなどに忙しい時季。毎日楽しく過ごせるけれど、気付くと外食ばかりになってしまい、全然ダイエットができないなんて嘆く声が…。そんな声に対し「外食が多い人でも結果が出やすいダイエットがあります」と教えてくれたのは、ダイエットに関する著書を多く出している医師の江部康二さん。
「糖質セーブダイエットは、肥満ホルモン（インスリン）出す原因となる、米、パン、麺類や砂糖が含まれるもの、フルーツなど、いわゆる炭水化物（糖質）を避けるダイエット法。これらをなるべく食べないように心掛ければ、外食もOKなんですよ」（同）
それは、女子会で居酒屋に行っても、デートでフレンチを食べても大丈夫ということ？
「居酒屋やフレンチはもちろん、焼き肉だって問題ありません。次は、外食のとき積極的にセレクトしたい糖質セーブメニューです。オーダーの参考にしてください」（同）
○居酒屋
焼き鳥（塩）、馬刺し、牛のたたき、焼き魚、だし巻卵、冷奴、茶わん蒸し、サラダ、漬物など
○イタリアン、フレンチ
ラタトゥイユ、カルパッチョ、アクアパッツア、白身魚のソテー、チキンのトマト煮、チキンのクリーム煮、牛肉のワイン煮、キッシュ、サラダ、チーズ、生ハムなど
○焼き肉
牛タン、カルビ、ホルモン類、野菜焼き（イモ類、根菜以外）、海鮮焼きなど
○ファーストフード
サラダ、チキンナゲット（マスタードソース）、フランクフルトなど
お酒は、ビールなら糖質オフはOK。ハイボールや焼酎、赤ワイン、ジンやウォッカ入りのカクテルも問題ないのだとか。でも…もしシメに、パスタやラーメンに心惹かれてしまったらどうしたらいいの？
「飲んだ後、夜遅くに炭水化物を摂るのはいちばん危険。痩せるどころか太ってしまいます。その日はグッとがまんして、次の日のランチで食べるようにしましょう」（同）
ランチはコンビニ派なんて女子におすすめのメニューはある？
「ハンバーグや焼き鳥（塩）、納豆、豆腐、サラダなどをチョイスして。サラダを選ぶときには、ポテトサラダやコーンが入っているものは避けましょう」(同）
外食が多くでも、糖質セーブメニューを賢く選んで、ダイエットを無理なく成功させちゃおう！
江部康二高雄病院理事長。京都大学医学部卒業。ダイエット、糖尿病克服に画期的な効果ある「糖質制限食」を確立。著書は『主食をやめると健康になる 糖質制限食で体質が変わる！』（ダイヤモンド社）『京都の名医がおしえる「やせる食べ方」レシピ集』（東洋経済新報社）ほか。『やせる食べ方.com』（http://www.yaserutabekata.com＜URLをコピーして検索してください＞）では、お米の味に限りなく近いカロリー＆糖質を50％カットした「ダイエットライス」を発売中。【オズモール】
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