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お部屋をスッキリ!増え続ける本やCDの収納術

2013年04月24日 00:01  オズモール

オズモール

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「また読むかもしれない」「また聴くかもしれない」…。処分しづらく、増えていくばかりの本やCD。本棚やCDボックスにおさまりきらないと、あちこちに分散して収納することになりがち。インテリアコーディネーターのすはらひろこさんは「本棚を買い足すなど、収納スペースを増やす前に本やCDのレイアウトを見直して」と話す。 「本棚への収納は、書店のように雑誌、単行本、新書、文庫本ごとに大きさを揃えるとキレイ。本棚と本のサイズが合わなかったり、棚板の高さを調節できなかったりする場合は“上げ底”の発想で並べるのがポイントです」(同) 本と本棚のサイズが合わないと、本の上や手前の空間がムダになりがち。そこですはらさんがすすめているのが、あまり読まない本でサイズが同じものを横向きに寝かせて底上げに使い、その上に高さの同じ本を並べて立てること。さらに奥行きにゆとりがあれば、奥と手前の2列収納で空間を有効活用できる。2列収納だと奥にある本が隠れてしまうけれど、底上げしている列を奥にして、手前に低めの本を置けば2列にしても奥の背表紙の一部が目に入るというわけ。横に寝かせた本もどこになにがあるかわかるように、奥の列をカメラで撮影してプリントしておくのも手。また、文庫本を収納するのにおすすめなのが靴の空き箱。ジャンルや作家ごとに分けて箱にラベルを貼っておけば探すときに便利だし、棚に箱ごと入れて箱の上に本を立てて並べれば底上げとしても利用できる。 本とは違ってどれもサイズは同じだけれど、処分しにくいのがCD。どんなふうに収納すれば部屋がスッキリする? 「よく聴くCDだけをセレクトして、部屋の雰囲気に合った小ぶりの籐カゴなどに入れて収納するのがおすすめ。外側のプラスチックケースを外して、メディア用のファイルに入れ替えればボリュームダウンできます。それ以外のめったに聴かないCDは思い切って手放しましょう」(同) 本やCDが増えて困ったら、まずは不要なものがないかどうかをチェック。しまい方を変えても入りきらないものは、処分することを考えて。 いざ「あの本が読みたい」「あの音楽が聴きたい」となったときに見つけられなければ、持っている意味がない! 大型連休などを利用して、一度本やCDの収納を見直そう。 すはらひろこ一級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー。美しく暮らしやすいインテリアを生み出す収納と片づけ術のエキスパート。新聞、雑誌、テレビ等での提案活動を始め、全国各地でのセミナーもヤル気が出ると好評。監修に『収納&整理のきほん事典』(西東社)、著書に『1分からはじめるかたづけ術』(だいわ文庫)など多数。【オズモール】