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『機動戦士ガンダム』シリーズのダメな人ランキング

2013年04月23日 07:10  gooランキング

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 1979年の放送開始当時、勧善懲悪な子ども向けの内容ではなく、戦争を題材に大人の鑑賞にも堪えうるリアルな人間ドラマを描いた作品として一部ロボットアニメファンから熱烈な注目を集めた『機動戦士ガンダム』。その後に制作されたシリーズ作品においても、登場人物の人間性を掘り下げることに注力しているのが特徴です。


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 このシリーズとしての特徴ゆえに、登場するキャラクターの中には「ちょっと人としてどうなの…?」と視聴者が感じてしまう、いわゆる「ダメな人」も数多く存在します。そんなダメな人キャラの中でも「筋金入り」として視聴者の意見が一致しているのが、第一作『機動戦士ガンダム』の主人公《アムロ・レイ》です。もともと内向的で一人でいることを好む《アムロ・レイ》は、ふとしたきっかけでモビルスーツのパイロットとして戦場に立ち、周囲の人間との衝突や親しい関係にある人物の死など、厳しい現実と向き合うことになります。その折々に見せる彼の行動や言動は確かに「なんてダメな人なんだ」と感じてしまうものが多いですが、それゆえに弱さを持った生々しい存在として、ほかの登場人物以上に印象に残っているのかもしれませんね。


 続く2位には《ガルマ・ザビ》、3位には《マ・クベ》と、予想通りファーストガンダムの登場人物が強さを見せましたが、歴代シリーズの名だたるダメな人を押しのけて4位に食い下がったのが、主人公が三世代にわたって交代する異色作『機動戦士ガンダムAGE』の《フリット・アスノ》。一部では主人公として活躍し、その後は息子の《アセム・アスノ》が主人公の二部、孫のキオ・アスノが主人公の三部でも物語のキーマンとして登場する人物です。こちらも若くして戦場に立ち、厳しい現実に直面して悩み苦しむという点では《アムロ・レイ》と変わりはありませんが、心の弱さが「ダメな人」と判断されたアムロとは異なり、「地球を平和へ導きたい」という救世主願望、せん滅を願うほど激しい敵への復讐心という悪い意味での心の強さゆえに「ダメな人」と感じている人が多いようです。




調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の「gooリサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。

調査期間:2013/3/6~2013/3/7

有効回答者数:1,083名




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