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朝着る服に迷わない!クローゼットの収納術

2013年04月17日 00:01  オズモール

オズモール

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日によって気温差が激しいこの時季は、朝なにを着て行けばいいのか悩みがち。クローゼットに洋服がパンパンに詰め込まれていると、さらに服選びに時間がかかってしまうもの。インテリアコーディネーターのすはらひろこさんはクローゼット収納は「内部のスペースをいかに有効に使うかが決め手」と話す。 「クローゼットに洋服を手あたり次第にしまうと、無駄なスペースができてしまいがち。クローゼットは『ハンガーパイプがある部分』『パイプに吊るした服の下にできるスペース』『パイプの上にある棚』の3つのブロックにわけて収納を考えると無駄がなくなり、洋服のしまい場所が把握しやすくなります」(同) そこですはらさんに、ブロック別の収納方法を教えてもらった。 ●ハンガーパイプには、服を吊るし過ぎない 手が届きやすく、使いやすいハンガーパイプの部分。だからといってハンガーを掛け過ぎると出し入れしにくくなり、服にシワができるので要注意。使うハンガーの本数を決めておくと、徐々に吊るした服が増えていく、といったことが避けられるので◎。 ●吊るした服の下にできるスペースには、浅めの引き出しケースを ハンガーに吊るす服は丈の長さ順に並べると、丈の短い服の下にあきスペースができる。そこに置きたいのが、シャツや下着を入れる引き出しケース。たたんだ服は、縦に差し込むようにしまう“立て入れ収納”にすると選びやすい。つい深いケースを選びがちだけど、シャツなどは深さ20cm、下着やソックスは15cm程度の引き出しがおすすめ。 ●ハンガーパイプの上の棚にはシーズンオフの洋服類を収納 クローゼットのハンガーパイプの上には、棚が設置されている場合が多いもの。通常踏み台が必要な高さなので、収納するものはシーズンオフの服など、使用頻度が低い洋服類をケースに入れてしまおう。ケースには、一目で中身がわかるようにラベルを貼っておくと便利。素材は、キャンバス地でできたものなど、軽いものを選ぶと出し入れがラクに。ただし紙製の箱は湿気に注意して。 洋服をきれいに収納できれば、洋服選びがしやすくなり、コーディネートに納得がいかないまま外出する…なんてこともなくなるかも。さっそく休日などを利用してクローゼットの整理をしよう! すはらひろこ一級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー。美しく暮らしやすいインテリアを生み出す収納と片づけ術のエキスパート。新聞、雑誌、テレビ等での提案活動を始め、全国各地でのセミナーもヤル気が出ると好評。監修に『収納&整理のきほん事典』(西東社)、著書に『1分からはじめるかたづけ術』(だいわ文庫)など多数。【オズモール】