トップへ

職場での評価が気になるときの気持ちの切り替え術

2013年04月02日 00:01  オズモール

オズモール

写真
4月の職場は、異動してきたニューフェイスや新入社員に囲まれて新鮮な半面、新しい環境に慣れるのにいつもより少しだけストレスを感じるもの。異動してきた手際のいい同僚と自分の仕事ぶりを比べて落ち込んでみたり、上司が同僚と話している様子を見て「この前の失敗を告げ口されているのでは?」と疑心暗鬼になってみたり。 こんな風に、自分が上司や同僚にどう評価されているのかばかりを気にしていると、だんだん言いたいことが言えなくなり、やりたいこともできなくなり、知らず知らずのうちに窮屈なところに自分自身を押し込めてしまって、結果的に自ら評価を下げてしまうことにもなりかねないみたい。 ライフアップカウンセラーの岡野あつこさんは、「協調性を大切にする職場では、自分が周囲の人にどう見られているか気になるのは仕方がないこと。でも、人は案外、自分のことしか気にしていないものなんです。私たちが思うほど、人は他人のことを見てはいません」と話す。 例えば、友人と旅行に行って集合写真を撮影したとき、「この写真の私の顔ヘンだな」「私だけ目をつぶっている!」など、まずチェックするのは自分のことだけで、他人の写真写りにそれほど関心がないのでは? 職場でも同じように、上司も同僚も、自分の目の前の仕事に追われて忙しく、自分のことだけで手一杯。他人のことを気にしている余裕はないもの。 「自分が思うほどにはみんな自分のことを見ていない…ということがわかれば、気持ちが解放されて、明るい気分で過ごすことができるもの。そんな気分は周囲の人に伝わり、自然と上司や同僚の評価アップにもつながるはず」(同) それでも他人の目が気になるのなら、難しく考え込む前に、机や棚の書類整理やコピー取りなどをして、とにかく体を動かしてみるのも手。頭で考える前に体が動くようになれば、「恥ずかしい」とか「これをやったらみんなはどう思うんだろう」なんていうことは気にならなくなり、前向きに仕事に取り組めるようになれるはず! 岡野あつこライフアップカウンセラー・夫婦問題研究家・NPO法人日本家族問題相談連盟理事長。自らの離婚経験を生かし、夫婦の問題に悩み苦しむ人をひとりでも多く救いたいという思いから、 離婚カウンセリングという前人未踏の分野を確立。これまでに22年間、2万5千件以上の相談を受ける。近年では夫婦問題に限らず、人生の幸せをキーワードに恋愛、結婚、仕事、お金、人生を向上させる“夢かなえ塾・わらしべ成功塾”を運営。近著に『不安の片づけ』(中経出版)がある。【オズモール】