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ツラい症状を抑えてくれる、花粉ゼロ空間の作り方

2013年03月28日 00:01  オズモール

オズモール

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桜は満開を過ぎ、花粉も飛散のピークは過ぎたものの、まだまだ目のかゆみや鼻のムズムズ感が止まらないという女子も少なくないはず。 花粉症やアレルギーに関する著書を出している赤城智美さんは、「掃除のやり方を工夫するだけで、家の中が快適に過ごせるようになるので、花粉症のツラい症状がラクになります」と言う。 「花粉が飛散するシーズンは、家の出入りをするだけで花粉が室内に入ってきてしまいます。まずは家の中に入ってきてしまった花粉を追い出すことが大切。次を参考にしながら、掃除を徹底しましょう」(同) ○室内から花粉を追い出す掃除法 (1)部屋の換気は最小限に 花粉の侵入を防ぐため、窓は閉め切ったまま掃除をするのが鉄則。どうしてもホコリっぽい場合は、掃除をする前に換気をして。換気のタイミングは花粉がたくさん飛散する日中を避け、朝早い時間か日没前がおすすめ。窓をただ開けるのではなく、風の通り道ができるように対角線となる2カ所の窓を開けるようにしよう。換気扇があるなら換気扇も回すと◎。このとき、花粉の侵入を最小限に抑えるため、網戸を閉めたままにしておこう。 (2)掃除機を使うときは細心の注意を 掃除機は、そのまま使ってしまうと床に落ちている花粉を吸い上げて、排気口から花粉をまき散らす危険が。花粉除去フィルターを取り付けたりして、花粉の舞い上がりを抑えよう。また、花粉は水分を含むと重くなって舞い上がりにくくなるので、加湿器をあわせて使うと効果的。 (3)濡らした雑巾やお掃除シートを活用 掃除機をかけた後は、水に濡らして固く絞った雑巾やウェットタイプのお掃除シートを使い、吸い取りきれなかった花粉をふき取って。 (4)粘着ローラーで花粉を徹底的に取る ラグやマット、クッションなどにもたくさんの花粉が付着している可能性が。丸洗いできるものは洗濯をして、できないものは粘着ローラーを使ってこまめに花粉を取ろう。 (5)カーテン、シーツ類はこまめに洗濯を カーテンやシーツにも多くの花粉が潜んでいることが。花粉が飛散するこの時季だけでも、週に一度は洗濯するように心掛けよう。洗い終わったら、乾燥機または室内干しが◎。 花粉を追い出す掃除法を徹底し、室内の花粉をできるだけ少なくして、ツラいシーズンを乗り切ろう! 赤城智美アトピー・アレルギー性疾患のある患者とその家族を支援するNPO法人「アトピッ子地球の子ネットワーク」事務局長。著書に『花粉症がラクになる』(コモンズ)、『アレルギーと楽しく生きる』(現代書館)、『アトピー・アレルギー克服応援ブック』(合同出版)などがある。Webサイト「食物アレルギー危機管理情報(FAICM)」運営中。【オズモール】