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花粉症の症状を変える!?いい&よくない食生活

2013年03月21日 00:01  オズモール

オズモール

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花粉の飛散量がピークに達したせいか、目のかゆみや鼻水、鼻づまり、頭痛などの症状が悪化しているという女子に朗報! 花粉症やアレルギーに関する著書を出している赤城智美さんに、花粉症のツラい症状を和らげる、とっておきの“食養生法”を教えてもらった。 「不規則な食生活や栄養バランスの偏った食事は、体の免疫バランスを崩し、花粉などアレルギー物質に反応しやすい体を作ってしまいます。また、肉類や油分の多いメニューや食品添加物の含まれた食べ物を多く摂ることも同様です。次を参考に、食生活の見直しをしていきましょう」(同) ●花粉症の症状を軽減する基本の食養生 (1)主食はお米に パンやパスタを主食にすると、油分が多く肉類中心、野菜少めのメニューになりがち。ごはんをメインにして、汁物、加熱した野菜多めの料理のメニューにすることで、あまり難しく考えなくてもバランスのよい食事に近づけることができる。 (2)温かい食べ物や飲み物を積極的に摂る 体が冷えを感じると身体のバランスは崩れがちになり、さらに寝不足などの不摂生が重なるとアレルギー反応が起きやすい。温かい野菜スープなどをメニューにプラスしたり、ショウガ湯や白湯(ぬるめのお湯)を積極的に飲んだり、体を内側から温めるように心掛けて。 (3)青魚を意識して摂取する アジやイワシ、サバなどの青魚に含まれる、EPAやDHAといった成分に免疫力を高めてくれる効果が。魚の調理が苦手なら、ツナやイワシの缶詰などを利用して。 (4)アルコールは控えめに 花粉症の人がアルコールを摂取すると、ツラい症状をさらに悪化させることに。特にビールやハイボール、ロックの焼酎などは同時に体も冷やしてしまうため、花粉症対策中はお酒を控えめに。できればお休みにしたほうが◎ 花粉飛散のピークもあと少しで終わり。食養生を実践して、ツラい症状を少しでも改善しよう! 赤城智美アトピー・アレルギー性疾患のある患者とその家族を支援するNPO法人「アトピッ子地球の子ネットワーク」事務局長。著書に『花粉症がラクになる』(コモンズ)、『アレルギーと楽しく生きる』(現代書館)、『アトピー・アレルギー克服応援ブック』(合同出版)などがある。Webサイト「食物アレルギー危機管理情報(FAICM)」運営中。【オズモール】