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気分が明るくなる!落ち込んだときに効く色は?

2013年03月20日 00:01  オズモール

オズモール

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春は出会いや別れの場面が多くなる季節。環境が変わりやすく、気分が落ち込みぎみになる人もいるのでは? カラービジネスコンサルタントとして活躍する河野万里子さんは、「そんなときこそ、色を活用して」と話す。 「人がそのときどきで選ぶ色には、気分が大きく影響し、置かれた立場や状況などによって変わります。それはつまり、逆に色を効果的に使うことで、自分の気分を変えていくこともできるというわけです」(同) 特に落ち込んだときに効果的な色が「黄色」。黄色の洋服やアイテムを身に付けると、すぐに明るい気持ちになることができ、悩みを抱えていても解決に向かいやすいのだそう。 「黄色はほかのどの色よりも、精神面への即効性がある色。黄色を手に取るようになると、人への偏見がなくなり、多少のことは気にならなくなって、いい意味でマイペースでいられるようになります。今まで『子どもっぽい』といった理由で黄色に苦手意識があって、身に付けたことがないという人ほど、効果が出やすいものです。洋服に抵抗がある人は、小物類からでもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか」(同) また、黄色はフレンドリーな印象を相手に与えるので、新生活を始める際に新たな人間関係を作りたいときにも役立つのだそう。「オレンジ」も人を引き寄せ、親しみやすい雰囲気を演出するので、交際範囲を広げたいときにはぜひ利用して。黄色やオレンジと同じ暖色系の「赤」も明るい印象があるけれど、人から注目されやすい反面、周りの人を疲れさせてしまう面も。和気あいあいとした人間関係を作りたいなら、黄色やオレンジを選ぶほうがベター。グループの中で「リーダーシップを発揮したい」など、行動力が欲しいときには、赤を利用して。 一方、新しい生活に不安を感じ、気持ちが落ち着かないときにおすすめなのが「緑」。気持ちを安定させ、安心感を得られるようになるのだそう。洋服には取り入れにくい色だけれど、文房具やハンカチなど日常的に使用するアイテムの中に「緑」を使うようにしてみて。 春は不安的な天気のせいもあり、なにかと気分が揺れ動きやすい時季。色を上手に活用して、新年度に向けて気持ちを整えよう! 河野万里子カラービジネスコンサルタント。カラーによる自己・他者分析、カラーコミュニケーションの技術などを企業への研修などによって広めている。著書に『色づかいで人を見抜くカラー読心術』(こう書房)がある。【オズモール】