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目・鼻のツラい症状を和らげる、花粉症セルフケア

2013年03月14日 00:01  オズモール

オズモール

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街にはマスク姿の人があふれ、まさに花粉の飛散ピーク! 目のかゆみや鼻水、鼻づまりを感じている女子も多いのでは? 花粉症やアレルギーに関する著書を出している赤城智美さんは、「目のかゆみや鼻水、鼻づまりの症状なら、セルフケアから始めてみて」とアドバイス。 「まずは、マスクとメガネを利用し、肌が花粉に直接触れないように心掛けることが基本。次に、目がかゆくなったら目薬を活用しましょう。目薬は、目的に合ったものをきちんと選ぶことが大切。ドラッグストアなどで、“抗アレルギー作用”のある目薬をセレクトしましょう。普段使っている“ドライアイ用”など、花粉専用ではない目薬を使っても、かゆみや充血には効果がありません。また、使用期限が切れてしまっている目薬は、目のツラい症状を悪化させてしまうので要注意です」(同) さらに、用法や用量を守らない点眼もNG。目薬は必要以上にたくさんさしてしまうと、目の周りがただれてしまうこともあるのだとか。もし、いくら目薬をさしても目のかゆみが治まらないときは、冷水で目を洗ったり、冷たいタオルを目の周りにあてたりするのが◎。 次は、ムズムズする鼻のツラい症状や、鼻水や鼻づまりのケア法を教えて! 「鼻づまりがひどいときは、鼻の下にメントール系の軟膏を塗るとすっきりします。また、鼻水が出て、鼻のかみすぎで鼻の下が赤くなっているときには、保存料や着色料を含まない、刺激のないタイプの軟膏を塗るといいですね。もし、軟膏のケアだけでは症状が治まらず、ひどい鼻づまりで頭痛がしたり、頭がぼーっとしてしまったりする場合は、病院に行って花粉症治療用の点鼻薬を処方してもらうのがいいでしょう。抗アレルギー作用のあるタイプと血管収縮を目的とするタイプの2つがあるので、症状をきちんと医師に伝え、合ったものを出してもらうのがいちばんです」(同) 花粉症は、目のかゆみや鼻水、鼻づまりにとどまらず、ひどい場合は頭痛や不眠、プチうつ、肌荒れ、集中力の低下などの症状が現れることも。もし、これらに心当たりがあるのなら、セルフケアだけではカバーしきれない場合もあるので、早めに病院に行くのがおすすめなのだとか。 花粉症になってしまったら、自分の症状をきちんと見極めて適切な対処ができるようになろう! 赤城智美アトピー・アレルギー性疾患のある患者とその家族を支援するNPO法人「アトピッ子地球の子ネットワーク」事務局長。著書に『花粉症がラクになる』(コモンズ)、『アレルギーと楽しく生きる』(現代書館)、『アトピー・アレルギー克服応援ブック』(合同出版)などがある。Webサイト「食物アレルギー危機管理情報(FAICM)」運営中。【オズモール】