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一緒にいると憂うつな同僚との、賢い付き合い方!

2013年03月05日 00:01  オズモール

オズモール

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「いつも仕事の愚痴ばっかり」「失敗しても人のせいにしてばかり」「自慢話にウンザリ」…そんな不満が積もり積もって、一緒にいてもギクシャクしてしまう、なんて相手は職場にいない? 会社で長い時間を一緒に過ごさなければならない同僚との人間関係は、ときに仕事の成果を大きく左右してしまうほどの精神的なストレスにもなってしまうもの。 ライプアップカウンセラーの岡野あつこさんは、そうした職場の同僚に対して「友達ではなく“ライバル”だと考えればいい」と話す。 「職場の仲間は学生時代の友人のように、好きな人だけを選んで付き合うことはできません。仕事や職場の人間関係の話など、共通の話題で盛り上がることができるため、意気投合しているように思えても、しょせんはビジネスを通じた仲間。『あの子ばかり上司に褒められていてくやしい』『こんなに忙しいのに1人だけ有給を取るなんて勝手すぎる』などという具合に、いったん利害が食い違うと、気持ちを通じ合わせるのが難しくなることも。でも、初めから同僚を友達ではなく“ライバル”だと思っていれば、ストレスにはなりません。仕事で利害が一致しなくても、“ライバル”より一歩リードするためだと思えば、嫌だなという感情ではなく、仕事に対する張り合いにつながります」(同) “ライバル”といっても、敵対心をむき出しにしたり、いがみ合ったりするようなネガティブな関係をイメージしないで。お互いが刺激し合える、切磋琢磨するポジティブな関係を意識することが大切。仮に同僚が自分より評価されていると感じても、「いい刺激をもらった。私も負けずにがんばろう!」と思えれば、自分を向上させる力にすることができるはず。 「ライバルといっても勝ち負けにこだわるのではなく、自分のキャリアや人間性を高めるためのよき仲間だと考えましょう。その上で、職場の同僚とは付かず離れずの関係で付き合うのが、賢い交際術です」(同) 同僚が仕事で活躍したのなら、賛辞を送りつつ「私も見習ってがんばろう!」と励みにする。逆に同僚が褒められない言動をしたときは、「私はそうしないように気を付けよう」と反面教師にする。そんな風に、意識の軸を相手ではなく自分に置くようにすれば、ストレスのない人間関係を保てそう! 岡野あつこライフアップカウンセラー・夫婦問題研究家・NPO法人日本家族問題相談連盟理事長。自らの離婚経験を生かし、夫婦の問題に悩み苦しむ人をひとりでも多く救いたいという思いから、 離婚カウンセリングという前人未踏の分野を確立。これまでに22年間、2万5千件以上の相談を受ける。近年では夫婦問題に限らず、人生の幸せをキーワードに恋愛、結婚、仕事、お金、人生を向上させる“夢かなえ塾・わらしべ成功塾”を運営。近著に『不安の片づけ』(中経出版)がある。【オズモール】