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年齢不詳の美肌をめざす、呼吸&美顔ヨガ!

2013年02月28日 00:01  オズモール

オズモール

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アンチエイジングな美肌ケアといえば、マッサージやコスメなど、外からのお手入れに頼りがちな女子が多いはず。 「外からのケアも大切ですが、いつまでに若々しい肌を保ちたいのなら、内側からも新陳代謝を活発にして、老廃物が排出されやすい体質をつくることが第一です」 そう話すのは、アーユルヴェーダの博士号を持つヨガ講師ニーマル・ラージ・ギャワリさん。美肌の秘訣は外から“取り入れる”以上に、不要なものを“取り出す”意識が必要、というわけ。では具体的になにをすればいいの? 「まず大切なのは“呼吸”。体内に新鮮な酸素をたっぷり巡らせることです。酸素は血行を促進し、脳を活性化させますが、体に十分な酸素が回らないと脳から体各位へ伝わる指令が鈍り、消化器官もうまく働かず、代謝が悪くなるのです」(同) 普段から鼻呼吸を意識して、と話すニーマルさん。鼻呼吸は、口呼吸よりも多くの酸素が体に取り込めるので、血行が促されて顔色もよくなる。疲れてくると浅い口呼吸を無意識にしてしまいがちだけれど、それでは肌色がますます悪くなってしまうので、疲れているときほど深い鼻呼吸を心がけて。そして、次に大切というのが姿勢なのだとか。 「姿勢が悪いと、体から頭部への血流と、脳から脊髄を通る神経の流れが滞ります。脳自体の働きと指令の伝達が鈍るので、やはり内臓がよく働かず、代謝が落ちるのです。仕事中は特に背中が固くなりがちなので、2~3時間に一度は背筋を伸ばし、鼻からの深呼吸を習慣にしてみてください。自然と正しい姿勢が身につきますよ」(同) 体の各部位がきちんと機能するように意識することが美肌への近道みたい。 さらに、ニーマルさんがすすめる背中を温めるヨガのポーズを朝晩の日課にすればさらなる効果が期待できるそう。簡単なポーズなので試してみて。 ●背中を温めるヨガのポーズ (1)正座してひざを腰幅に開く。 (2)両手をひざの横に置く。 (3)息を吐きながら上体を前に倒す。ももの間にお腹を沈める。 (4)頭を床に置き、体の力を抜いて鼻呼吸を繰り返す。この姿勢を3分間キープ。 ゆっくり鼻呼吸をすると頭がすっきりして、体中に血が巡るのを実感できる。朝晩のヨガと仕事中の深呼吸を習慣にして、アンチエイジング美肌をめざそう! ニーマル・ラージ・ギャワリネパール出身。ヨガアシュラムジャパン主宰、ニーマルヨガ創設者。アーユル ヴェーダカウンセラー、自然療法アドバイザー。祖父の元で9歳からヨガの研 鑽を積む。ハタヨガと自然療法を学び17 歳に学位、22 歳で博士号を取得。2003 年に来日し、2007 年アーユルヴェーダサロンを併設したヨガスタジオを東京白 金台にオープン。著書に『美顔ヨガ』(小学館)がある。 【オズモール】