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会社で“イイ子”を演じることに疲れたら…

2013年02月26日 00:00  オズモール

オズモール

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社会人になると自然に身に付いてしまう処世術。その典型パターンが、誰にでもいい顔をしてしまう“イイ子キャラ”。「私もそうかも…」なんて、思いあたる女子もいるのでは? とりあえずいつでも笑顔、相手に逆らわずに意見を合わせる…こういった“イイ子キャラ”の言動とは、相手から嫌われることを恐れる心理から生まれるもの。でも、そうした言動は自分の本心からのものではないので、続けているとストレスが溜まり、疲れ果ててしまうことも。いったいどうしたら、ストレスを溜めることなく相手とうまくコミュニケーションをとることができるの? ライフアップカウンセラーの岡野あつこさんは、「嫌われることを恐れないほうが、人間関係はうまくいく」とアドバイスする。 「嫌われたくないという気持ちは、緊張感を生み、心を疲弊させ、エスカレートするとプチうつや出社拒否などを招いてしまうこともあります。そんなことになるくらいなら、いっそ『嫌われてもいい』と開き直って“イイ子”を演じるのをやめたほうがベターなはず。しかしそれでも、『“イイ子”をやめる自信がない』という人は、自分の長所と短所をしっかり見直すことから始めてみましょう」(同) 例えば、自分の長所が“気の利くところ”と“誠実なこと”で、短所が“協調性がないこと”と“心配性なところ”なら、相手に対し、長所である気が利くところと誠実なところを積極的に前面に出してアピールをしていくといいのだそう。すると相手には、自分の長所の印象が強く残るので、少々短所があってもあまり気にならなくなるのだとか。 さらに、自分の長所を思いっきりアピールすることには、ほかのメリットもあるのだと岡野さん。 「自分の長所を堂々と出すことで、ありのままの自分と本当に相性のいい相手とだけ、コミュニケーションがうまくいくようになります。そういう気の合う仲間が増えれば、嫌われることへの恐れがなくなり、会社でも自分らしく過ごすことができるのです」(同) 今日から自分の長所を全面に出して、ありのままの自分で勝負! デキる女子になれる日もそう遠くないのかも。 岡野あつこライフアップカウンセラー・夫婦問題研究家・NPO法人日本家族問題相談連盟理事長。自らの離婚経験を生かし、夫婦の問題に悩み苦しむ人をひとりでも多く救いたいという思いから、 離婚カウンセリングという前人未踏の分野を確立。これまでに22年間、2万5千件以上の相談を受ける。近年では夫婦問題に限らず、人生の幸せをキーワードに恋愛、結婚、仕事、お金、人生を向上させる“夢かなえ塾・わらしべ成功塾”を運営。近著に『不安の片づけ』(中経出版)がある。【オズモール】