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麻婆豆腐、絹ごしと木綿どっち?

2013年02月24日 11:30  gooランキング

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gooランキング「好きな人に作ってあげたい中華料理は?」では、1位の《餃子》、2位の《チャーハン》に続き、3位に《麻婆豆腐》がランク・イン。材料が調達しやすく、またレトルトも普及している麻婆豆腐は、家庭で作る中華料理の定番。それゆえ、カレー等と同様にこだわりが生まれやすい料理といえそうです。そこで、こだわりの最重要ポイントともいえる「豆腐」について、絹ごしと木綿ではどちらを使うのが一般的か、みんなの意見を探ってみました。

●喉越しの良い絹ごしか味が染みやすい木綿か…

発言小町のトピック「麻婆豆腐どっち派?」は、息子から「なんでお豆腐かたいの?」と言われたのをきっかけに絹ごしで麻婆豆腐を作ってみたところ、息子が喜んで食べてくれるようになり、以来木綿豆腐では作らなくなったという女性からの投稿。これに対し、絹ごし派と木綿派それぞれから60件近い回答が寄せられ、熱い議論が交わされています。

回答数では絹ごし派が若干優勢。「片栗粉の入ったトロトロした餡かけには、トロトロとした温かい絹ごしがたまりません」(りんりこりんさん)、「好みのお店で出てくるものが、つるんと喉越しがいい絹ごしなので、真似して絹ごしです」(あづささん)、「木綿で作ったら子どもが嫌がりました。くずれたのが好きとも言ってます」(きぬえさん)など、喉越しの良さや子どもの好みを理由に挙げる回答が多く聞かれました。

一方、木綿派からは「絹ごしはつるっとしてて、なんだかデザートみたいで、食べた感じがしなくて苦手です」(ねすさん)、「自炊をするようになったときに陳健一さんのレシピに出会ってから木綿一筋です。しっかり水切りした木綿は味がよく染み込んで美味しいです」(あっちぇるさん)、「私は、つるりんの食感より、ずっしりとした木綿が好きです」(まるこさん)、「絹ごしだと喉ごしが良くて好きだけど、豆腐が粉々になってしまいます。…料理人の都合です」(haruさん)といった声が聞かれ、木綿の方が味が染みやすい、崩れにくいといった理由が挙げられました。

「崩れやすいのが難点」という意見が目立った絹ごし豆腐ですが、崩れるのを防ぐ裏技もあるようです。さっと塩茹でしておいた豆腐を使えば、弾力が増して崩れにくくなるとのこと。また、絹ごし豆腐を厚揚げにして小さめに切り、モヤシなどの野菜を入れた変わり麻婆を作ることもあるという回答者も。厚揚げの衣に味が馴染み、ご飯のすすむ一品になりそうです。

なお、2006年に放送された「ためしてガッテン」(NHK)の「大発見!マーボー豆腐 激うま調理術」では、プロと主婦の調理法を比較し、豆腐をプルプルにするコツが検証されています。レシピでは絹ごし豆腐が使用されていますが、かき回さずじっくり煮込むのが崩さないテクニックのようです。また、長めの加熱時間や多めに入れる油の量も美味しく仕上げるポイント。絹ごし豆腐で作ると崩れるのが気になるという人は、番組サイトに掲載されているレシピを参考にしてみてはいかがでしょうか。

●絹ごし豆腐と木綿豆腐、違いは?

絹ごし豆腐と木綿豆腐のそもそもの違いとは? goo辞書によると「絹ごし豆腐」は「豆乳に凝固剤を加え、型に入れて加熱し、そのまま固めた豆腐」、「木綿豆腐」は「豆乳に凝固剤を入れ、固まりはじめたものを型箱に流し込み、敷いてある木綿布で余分の水をこして締め固めた豆腐」とあり、工程が異なるようです。OKGuide「お豆腐はどっちを使う?木綿と絹の使い分け法」では、絹ごしは手を加えずに豆腐そのものを楽しむ料理に、木綿は豆腐に味をしみこませるような料理に向いているとあります。瞬刊!リサーチNEWSによると、リサーチパネルが16万8985人を対象に行った調査「木綿豆腐と絹ごし豆腐、どちらが好きですか?」では《絹ごし豆腐》が62.3%、《木綿豆腐》が35.9%、《豆腐は食べない》が1.8%とありますが、それぞれの食感を生かし、料理ごとに使い分けると新たな美味しさに出会えるかもしれません。

人によって好みが分かれる絹ごし豆腐と木綿豆腐。皆さんは麻婆豆腐ならどちらで作るのが美味しいと思いますか?(熊)

焼き鳥を串から外したがるおせっかい女子


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