写真寒さのせいで外出できず、家に引きこもりがちになってしまう今日この頃。ある朝、鏡をのぞいたら“二重あご”になっていた…!? なかなか体が動かせないこの季節は、そんな悩みを抱える女子が多いみたい。春に向けて、急いでフェイスラインを引き締めたいけれど、どうしたらいい？
「“美顔ヨガ”なら、体を動かさなくてもフェイスラインを1週間で引き締められるはず。普段動かさない顔の筋肉を動かして血行を促進することで、老廃物を排出するので、すぐに効果が実感できるのです」と話すのは、アーユルヴェーダの博士号を持つヨガ講師のニーマル・ラージ・ギャワリさん。
しかも、この美顔ヨガ、今の季節に行うのがいちばん効果的なのだとか。
「アーユルヴェーダの考え方では、2月末から春にかけてが、冬に溜め込んだ脂肪を外に流し出すのに最適なシーズン。この時期に行う美顔ヨガは、より高い脂肪燃焼の効果が期待できるので、特におすすめなんです」（同）
さらに、1日数回、繰り返し行うほうが効果が表れやすいので、次のふたつの美顔ヨガを仕事の合間や家でのリラックスタイムに実践してみよう。
●頬がすっきりする美顔ヨガ
（1）くちびるを前に突き出し、頬をすぼめる。
（2）口先からゆっくり息を吸う。頬は膨らませず、胸に吸い込む意識で。
（3）吸い込みきったら、口と頬の形をキープしたまま息を吐き出す。吸って吐いてを5セット繰り返す。
●二重あごを解消する美顔ヨガ
（1）下の歯を前に出して、上の前歯とぴったり合うように噛み合わせる。
（2）準備運動として、首を左、右、後ろ、前の順に曲げ、筋を伸ばす。
（3）首をゆっくり右へ傾け、左の首筋を伸ばし、3秒キープする。
（4）そのまま首を後ろへ回し、のどを伸ばし、3秒キープする。
（5）首を後ろから左へ回し、右の首筋を伸ばし、3秒キープする。
（6）首を左から前に回して首の後ろを伸ばし、3秒キープする。（2）～（6）を時計回りで5回、反時計回りで5回繰り返す。
春は出会いが多くなるシーズン。美顔ヨガでフェイスラインをしっかり整えて、自分の見た目に自信をつけよう！
ニーマル・ラージ・ギャワリネパール出身。ヨガアシュラムジャパン主宰、ニーマルヨガ創設者。アーユル
ヴェーダカウンセラー、自然療法アドバイザー。祖父の元で9 歳からヨガの研
鑽を積む。ハタヨガと自然療法を学び17 歳に学位、22 歳で博士号を取得。2003
年に来日し、2007 年アーユルヴェーダサロンを併設したヨガスタジオを東京白
金台にオープン。著書に『美顔ヨガ』（小学館）がある。
【オズモール】
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