フトコロに余裕が生まれてわかったこと
2013年02月17日 11:30 gooランキング
皆さんは、臨時収入があったときや昇給で収入が増え懐に余裕が生まれたとき、そのお金をどう使いますか？ gooランキング「冬のボーナス、何に使う？」では、《ボーナスありません》が最も多く、以下《貯金します》、《ローンの支払い》、《家計の足しにする》など堅実な回答が上位を占めており、５位の《洋服やかばんを》、6位の《国内旅行》、11位の《ぜいたくな外食》など、ボーナスが出てもパーッと使うのは少数派。先行き不安な時代、たとえ余裕があっても貯金に回したいと考える人は多いようです。しかしそうした中でも、貯金は貯金で確保しつつ、たまに贅沢を楽しむのはメリハリが付いて良いもの。ファストファッション中心のワードローブに一点ものの小物を足したらお洒落が楽しくなったり、新幹線のグリーン車を利用したら快適さの違いを実感したり… そんな「贅沢をしてみてわかったこと」「懐に余裕が生まれて変わったこと」について探ってみました。
●高いものには理由が…ものの価値がわかるように
発言小町のトピック「フトコロに余裕が出て分かったこと・変わったこと（駄）」は、仕事で成果が出始めようやく生活に余裕が出てきたという30代の女性からの投稿。お茶をするとき、いつもはファミレスかファストフード店で済ませていたものの、コーヒーとケーキのセットで1000～1400円程度の高級そうな喫茶店に入ったところ、居心地が良く雰囲気がまるで違うことに驚いたとのこと。これまでは周囲の声に負けじと大声で話していたそうですが、雰囲気の良いお店では、周りの雰囲気に合わせて自分の振る舞いも180度変わったようです。同様に、金銭的にゆとりができて気付いたこと、変わったことについて体験談を募ると、こんなエピソードが寄せられました。
「価値がわかるようになる」というjamiさん。曰く「たかが物にこんなに値段をかけるのか？ って不思議に思ったこともあったけれど、食べ物でも衣料でも貴金属でも、値段には、その値段なりの理由があるのだとつくづくわかるようになりました」とのこと。使ってみないとなかなか知る機会もない高級品の価値、買い替えのタイミングで試してみるのもいいかもしれません。
一方、舌が肥えてしまったというhatさん。味音痴だったのがグルメ舌になり、食べ放題2980円の焼き肉が固くて食べられなかったのだとか。昔なら美味しいと思えたのではないかとし「いいことなのかわかりません」とコメントしています。
●いつでも買えると思ったら物欲がなくなった
回答者から多く寄せられたのが、以前よりも物欲がなくなったという声。「欲しいものはいつでも買える身分になったら、まるっきり欲しくなくなった」という昔は美人だったさんは、いいものを長く使う習慣が身に付いてお金はほとんど使わなくなり、家の中に無駄なものがなくすっきりしているのだとか。また、貧しかった頃は「お金がない」なんて絶対に言えなかったものの、余裕ができた今では「今月ピンチなんだ」とはっきり断ったり、クーポンを堂々と使ったりしているというマネマネさん。同様に、見栄を張る必要がなくなり、車や服より家の中のものにお金をかけるようになったという回答も複数聞かれました。
他には「お金に余裕があると、金持けんかせず、恒産あれば恒心ありの心境になれます」（恒産さん）、「お金があるときの節約って、ぶっちゃけゲーム感覚です。今月はコレで抑えられたぞっていう満足感が欲しくてやってるようなもん」（今回匿名さん）といった回答も。金銭的に余裕が出ると精神的にも余裕が生まれ、おおらかになれるのかもしれません。
●世帯収入が半分になって気付いた幸せ
しかし反対に、収入が減って生活が苦しくなったことでかえって幸せを実感できるようになったというエピソードも。夫の給料が下がり、自分も妊娠して仕事を辞め世帯収入が半分程度に下がったものの、以前より幸せというつるさん。かつては週末のたびに外出し、何に消えたかわからないようなお金の使い方をしていたそうですが、欲しいものをいくら手に入れても充足感は得られず、常にイライラしていたとのこと。ところが、収入が減ってから必要に迫られて節約を徹底したところ、予算よりも少ない額で生活できることがわかり、驚きと喜びを感じているのだとか。また、夫をとても大切に思うようになり、今は週末に安いファミレスで奢ってくれることが本当にうれしいとコメントしています。
WIRED NEWSによると、ある研究で幸せを感じる年収は「75,000ドル」と結論付けられ、幸福感はある程度まではお金で手に入れられるものの、それ以上は必ずしも年収に比例しないとあります。
贅沢をするのも慣れてしまえば感動が薄れることも。余裕があるに越したことはないと思いがちですが、お金を使えば満たされるとも限らず、考え方次第ではお金に頼らずとも楽しんだり感動できるような体験をする方法がありそうです。懐に余裕が生まれたときは、より視野が広がるようなお金の使い方ができたら理想的かもしれません。さて、皆さんは懐に余裕が生まれたら、どんなことにお金を使いたいですか？（熊）
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一方、舌が肥えてしまったというhatさん。味音痴だったのがグルメ舌になり、食べ放題2980円の焼き肉が固くて食べられなかったのだとか。昔なら美味しいと思えたのではないかとし「いいことなのかわかりません」とコメントしています。
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他には「お金に余裕があると、金持けんかせず、恒産あれば恒心ありの心境になれます」（恒産さん）、「お金があるときの節約って、ぶっちゃけゲーム感覚です。今月はコレで抑えられたぞっていう満足感が欲しくてやってるようなもん」（今回匿名さん）といった回答も。金銭的に余裕が出ると精神的にも余裕が生まれ、おおらかになれるのかもしれません。
●世帯収入が半分になって気付いた幸せ
しかし反対に、収入が減って生活が苦しくなったことでかえって幸せを実感できるようになったというエピソードも。夫の給料が下がり、自分も妊娠して仕事を辞め世帯収入が半分程度に下がったものの、以前より幸せというつるさん。かつては週末のたびに外出し、何に消えたかわからないようなお金の使い方をしていたそうですが、欲しいものをいくら手に入れても充足感は得られず、常にイライラしていたとのこと。ところが、収入が減ってから必要に迫られて節約を徹底したところ、予算よりも少ない額で生活できることがわかり、驚きと喜びを感じているのだとか。また、夫をとても大切に思うようになり、今は週末に安いファミレスで奢ってくれることが本当にうれしいとコメントしています。
WIRED NEWSによると、ある研究で幸せを感じる年収は「75,000ドル」と結論付けられ、幸福感はある程度まではお金で手に入れられるものの、それ以上は必ずしも年収に比例しないとあります。
贅沢をするのも慣れてしまえば感動が薄れることも。余裕があるに越したことはないと思いがちですが、お金を使えば満たされるとも限らず、考え方次第ではお金に頼らずとも楽しんだり感動できるような体験をする方法がありそうです。懐に余裕が生まれたときは、より視野が広がるようなお金の使い方ができたら理想的かもしれません。さて、皆さんは懐に余裕が生まれたら、どんなことにお金を使いたいですか？（熊）
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