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失敗したくない・・・年収が上がる転職のコツ

2013年02月16日 11:30  gooランキング

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「仕事では思うような評価が得られず、おまけに職場環境も人間関係も悪い……」そんな現状を思い切って変えようと、密かに転職を考えている人もいるのではないでしょうか。しかし単身者はともかく、家族がいる人は住宅ローンや子どもの学費等々、先々のことを考えると二の足を踏んでしまうのも仕方ありません。現状を打ち破るには相当の決断を要するものだけに、失敗は避けたいもの。そこで今回は年収が上がる転職のコツを探ってみました。

●希望年収を聞かれたら? 人には聞けない転職活動のあれこれ

転職エージェントのDODA『転職にまつわるよくあるギモン』では、転職経験者を対象にアンケートを実施、面接でのテクニックや条件交渉など、人には聞きにくいテクニックがアドバイスされていました。

面接官から希望年収を聞かれた際に、転職経験者の多くは現状の額と同じかそれ以上の額を回答していることがわかりました。具体的な金額は50万円を上乗せした人が全体の28.5%、次いで100万円が24.5%と、絶妙な金額を上乗せして交渉に幅を持たせているケースが多いようです。また見落としがちなのが「事実上の年収」。いままでは社宅や家賃補助でまかなっていた部分をすべて負担することを踏まえ、福利厚生もしっかりチェック。転職によって家計が圧迫されるという事態を避けるべく、キャリアプランに加えて家計の見直しをして、必要な金額を把握しておくことが大切です。

●面談で希望年収を聞く意図は?

年収アップが転職の目的という人も多いはず。しかし面接時に給与に関する具体的な話になると、どこまで本音で話せばいいのか悩んでしまうのではないでしょうか。そもそも面接官が希望年収を聞く意図には、二つの理由が想定されるのだとか。「ひとつは、ある程度明確な給与テーブルが定められている場合に、その定められた水準と希望年収との間に乖離がないかを確認するため。もうひとつは、能力・経験によって給与が決まるような場合に、具体的な希望額とその妥当性を確認するため」とあります。希望年収を事前にきちんと伝えておくこと、またその金額の妥当性を聞かれたときに説明ができること、そして譲歩する姿勢を持っておくことも大切としています。

●年収が上がる転職のパターン

年収が上がる転職にはどんな傾向があるのでしょうか。DODA転職マニュアル『転職で年収上がるのはこんな人』によると、まず会社ごとに違う給与テーブルがかわることで、年齢や実績、スキルによって定められている給与額が上がるケース。続いて評価制度や実績ごとに貰えるインセンティブによってアップする場合が挙げられていました。一方で、業績や健全な財務状況を維持できているか、企業の経営状態に焦点を定めるのも一つの手。いずれ賞与という形で社員に還元されることもあり、当初提示されていた額面を上回ることもあるのだとか。

キャリアコンサルタントからのアドバイスとして「あらためて『理由なく年収は上がらない』ということです。ただ、これは言い換えるならば『上がるべき理由があるなら、上げる努力はするべき』」としています。厳しい時代とはいえ「上がる人は上がっている」との言葉には励まされます。まずは年収の相場をリサーチした上で、会社への貢献度や採用するメリットなどをロジカルに説明できるよう、準備をしておくことが大切としています。

仕事内容が変わることで年収が下がることはよくあるケースのようです。しかし評価制度やインセンティブなどが充実していれば、大幅な年収アップにつながるはずですから目先の数字や条件にとらわれていてはもったいない。またやみくもに上乗せした額を言い続けていると交渉はおろか内定獲得も難しいとか。事前の入念なリサーチと準備が転職カギ。信頼できる情報を頼りに、焦らずに集中して取り組みたいものです。数年後に「あのときの決断は間違っていなかった」と言えるような転職をしたいですね。(幸)

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