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「同僚に仕事で負けている」と感じたときの逆転術

2013年02月12日 00:01  オズモール

オズモール

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同時期に入社した、スタート地点が一緒だったはずの同僚。けれど入社して何年か経った今、相手は責任ある仕事をまかされているというのに自分は雑用作業ばかり。明らかに差がついている気がする…。 こんな風に仕事の実力を同僚と比べ、自分の能力が劣っているのではと感じてしまうことはない? そんな場面に対して「同僚が一歩先に成長しているという現実に気付けたことがプラスだと考えて」と、ライフアップカウンセラーの岡野あつこさんはアドバイスする。 「現状はあくまで通過点。今の結果に捉われすぎず、本当の結果は未来に出るものだと考えて、そこに向かって努力してください。視点を変えるだけで、心のモヤモヤがすっと消えていくはずです」(同) とはいっても、毎日会社で顔を合わせる、同僚の優れた仕事ぶりを目の当たりにすると、複雑な気分になってしまうなんて日も。 「そんなときは、どんな人にも“いい時期”と“悪い時期”があるのだと、自分に言い聞かせて。すぐに芽を出して力を発揮する瞬発タイプもいれば、まずはじっくりと根を張り、雨風に耐えて力をつけた結果、大きな花を咲かせる遅咲きタイプもいるもの。そのときは“悪い時期”だと思えても、前向きに受け止めれば将来につながります」(同) 岡野さんによると、“ライバルに勝負する”時期の設定は、3年後以降にするのがおすすめなのだとか。それでは、その3年後までにどんなスキルを磨けばいいのか教えてもらおう。 ○パソコンのスキルアップ エクセルやパワーポイントなどのスキルを上げるだけで、同僚や後輩たちから頼られることが増えていくはず。専門書を購入したり、スクールに通ったりして中級レベル以上をめざして! ○話し方を磨く 人前で話すのがおっくうでプレゼンなどが苦手なら、話し方のスキルを磨くセミナーに参加して。コツをつかめば、意外と簡単に克服できる。 ○人脈を広げる 同業種、異業種どちらでも交流会には積極的に参加して、視野を広げることも大切。参加している人たちがどんな仕事をしていて、どのような経験を積んできたのかを聞いて参考にしよう。 今、周囲から評価されていないからといって、決して焦らないで。自分の可能性を信じ、将来を見据えて行動に移せば、きっと芽は出て花が咲くはず! 岡野あつこライフアップカウンセラー・夫婦問題研究家・NPO法人日本家族問題相談連盟理事長。自らの離婚経験を生かし、夫婦の問題に悩み苦しむ人をひとりでも多く救いたいという思いから、 離婚カウンセリングという前人未踏の分野を確立。これまでに22年間、2万5千件以上の相談を受ける。近年では夫婦問題に限らず、人生の幸せをキーワードに恋愛、結婚、仕事、お金、人生を向上させる“夢かなえ塾・わらしべ成功塾”を運営。近著に『不安の片づけ』(中経出版)がある。【オズモール】