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「水をたくさん飲めば痩せる」はウソだった!?

2013年01月31日 00:00  オズモール

オズモール

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「美容やダイエットのためには、水を飲んだほうがいい」という話を聞いて、日頃からミネラルウォーターをたくさん摂っている人、多いのでは? しかし、医学博士で自然療法などを用いた独自の療法を行うイシハラクリニック院長の石原結實さんは、「水分の摂りすぎが冷えを招き、ダイエットの妨げになっていることがある」と忠告する。 「現代人の多くは、水分を摂りすぎている傾向があります。特に、のどが渇いているわけではないけれどなにかを飲んでいることが多い人は、摂りすぎている可能性が高いと言えるでしょう」(同) 特に次のような人は、水分を摂りすぎている傾向があるのだとか。 ●コーヒーやお茶を1日に3杯以上飲む ●ペットボトルを持ち歩いている ●1日に1リットル以上のミネラルウォーターを飲む ●果物をたくさん食べる ●しょっちゅうのどが乾く ●寝る前や起きたときにコップ1杯の水を飲む ●ビールやサワーなどが好き 「これらの項目が多く当てはまる人は、水分の摂りすぎによる冷えから、太りやすい状態になっている可能性もあります。水分が多いと体が冷えてしまい、熱が十分に生み出さず、脂肪の燃焼がうまくいかなくなるのです」(同) 体温と代謝には密接な関わりがあり、体温が1度上がると、基礎代謝が12〜13%上がると言われているのだとか。つまり、同じものを同じ量食べていても、体温が高い人はぐっと痩せやすくなるという。 痩せやすい体を手に入れたいなら、水分を摂るのはのどが渇いたときだけにして、必要以上に水分を摂らないように気を付けたいもの。また、飲みものにも陰性と陽性があるので、冷え性の人は次のような陽性の飲みものをチョイスするのがおすすめ。 ●冷えにつながりにくい、陽性の飲みもの 紅茶、番茶、ほうじ茶、赤ワイン、黒ビール、日本酒の熱燗など 反対に、次のような陰性の飲みものは、体を冷やしやすいのでできるだけ控えるようにして。 ●冷えにつながりやすい、陰性の飲みもの 緑茶、コーヒー、白ワイン、ラガータイプのビール、冷酒など 最低限の水分を補給するのは前提だけど、冷えとダイエットの両方に悩む女子は水分を摂りすぎていないか見直して、自分の体質に合ったダイエット法をきちんと選ぼう。 石原結實さん医学博士。イシハラクリニック院長。難病の食事療法で有名なスイスのベンナー病院、モスクワの断食療法病院、長寿地域のコーカサス地方(グルジア共和国)で自然療法を研究。漢方薬、自然療法などを用いた独自の療法を行っている。テレビや雑誌、講演会等でも活躍中。「温め美人プログラム」(WAVE出版)、「生姜力―病気が治る!ヤセる!きれいになる!1週間で効く8つの活用法!」(主婦と生活社)など、270冊以上の著書がある。 【オズモール】