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女ばかりが損をする…キャリア女性に結婚のメリットはなし?

2012年12月02日 11:30  gooランキング

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安定した収入があり、現在一人暮らしで家事も得意。そうした男性の中には、自由な時間を失って経済的な負担が増えるなど、結婚生活の「デメリット」の部分が目に付いて、二の足を踏んでいる人も少なくないかもしれません。では、女性の場合はどうでしょうか? 結婚することで増える家事の負担、奪われる自分の時間… 結婚に消極的な男性と同じように「デメリット」が気になるキャリアウーマンから、Q&Aサイトにこんな声が寄せられていました。



なぜこうなる…夫に家事を任せると

●キャリア女性に結婚のメリットなし?

発言小町のトピック「働く女性にとって、結婚はメリットがない?!」は、専門職の30代前半女性からの投稿。付き合って2年になる恋人からプロポーズを受けたそうですが、結婚後も仕事を続けたいとの希望を伝えると「仕事を続けた方が成長できるし、大賛成」と受け入れられたものの「共働きなんだから、家事育児は折半してくれる?」との提案には「うーん、できる限り手伝うよ」と困ったような反応が返ってきたため、彼との結婚生活に不安を感じている相談者。これまでも同業の男性数人にプロポーズされたことがあるそうですが、「家事育児を主体的に考えて欲しい」と伝えると、相手は二の足を踏んでしまうことが多かったのだとか。

そんな彼女が、同業者の女性との会話で結婚について話すときは「私達のようなキャリア女性が結婚するとなると、家事育児の負担が増えて、デメリットばかりだから、結婚に二の足を踏んじゃうよね。なんだか不公平だよね」という意見が多く出るとのこと。「最近の男性は女性に働くことを要求することが少なくないですが、家事育児に積極的に参加する人はどれほどいるのでしょうか? 女性に働けと言うのなら、じゃあ育休を取る覚悟はあるのだろうか、と考えます」という相談者の声に、さまざまな意見が寄せられています。

「ものすごーく同意」(miuさん)、「日本人男性の多くが、甘え過ぎです」(ヨーロッパ某国在住さん)、「『家事の大部分を押しつけられるキャリア女性』『小遣い性の名の下に、稼ぎを全部召し上げられる専業主婦と結婚している男性』はあまりにも割が合わないので、結婚なんて馬鹿馬鹿しいと思いますよ」(うしさん)、「この男の子どもが欲しい! と思わないかぎり結婚する理由が見当たりませんね」(ボノボさん)、「男性は妻がほとんどやって当たり前なんて平気で言っちゃえるのに。女性は同等すら望めない。やっぱり不公平だなーって思いますよ」(みなこさん)など、多くの女性回答者からの共感に加え、男性回答者からもこんな意見が聞かれました。

・「あなたの言っていることに間違いはありません。プロポーズに際し、自分の側の要求を伝えることは、むしろ望ましいことです。(中略)さて、次に『男性側の共働きへの意識改革』ですが、これは、企業経営者の意識が変わらなければ難しいでしょう。企業経営者の意識が変わるには、働く人間の意識が変わることが前提です。つまり、世間の意識です」(ヒゲオヤジさん)

同様に「結婚にメリットがないというより、日本は女性が第一線で働ける社会じゃない、ということですよね」(umeさん)と、企業や社会の意識を問う意見も聞かれました。

●結婚は「メリット」「デメリット」で考えるべからず?

一方で、結婚を「メリット」と「デメリット」で考える相談者に苦言を呈す回答者も。

・「『結婚のメリット』と言い出す時点で止めた方が良い気がします」(うーちゃん)

・「損得ばかり考えるからでしょう。最近男女問わず、結婚をメリットデメリットで考える人増えましたね。最近の傾向を見ると、結婚って単なる生活の相手探しなんだっけ?と間違えそうになります」(太っ腹中年さん)

・「目的を同じにすればそんなに損得はないもの。夫婦は川の向こう側とこちら側にいるのではなく同じ岸に立ち同じ方を向くという事と思っています」(のんのさん)

・「二人が平等にということで、夫婦どちらもがそのスタイルでは二人ともが昇進の機を逃し、二馬力なのに、生活的にも精神的にもあまり裕福ではないことになってしまうかも」(momoさん)

さらに、始めから多くを求め過ぎず、上手く男性のやる気を育てるのが肝心とアドバイスする回答も。「女性としての手管が未熟」と指摘するうんうんさん曰く、そういう夫は結婚してから少しずつ誘導し、育てるものとのこと。「家事のできる夫」は、自らの手で作り上げるものとし、そうしておきながら「すごーい!なんて頼りになるの!」とほめて転がすのがポイントなのだとか。また、「何も男性全員の意識を変える必要はない」という午後ティさんは、トム・ソーヤーのペンキ塗りのエピソードを例に挙げつつ「大事なのは、家事育児を嫌なものと位置づけ、お互いに押し付け合うのではなく、楽しいものととらえ、率先してやりたくなるように仕向けること。家事がちゃんとしてれば家は居心地がいいし、育児は生涯かけて夫婦で楽しむ趣味のようなもの。働く女性にとって、家事も育児も仕事も楽しめる結婚は、最高に楽しいですよ」とコメントしています。

家事も育児も、考え方次第で負担どころか趣味にすることもできるという回答者からのポジティブな提案。「デメリット」にばかり目を向けていると、気付かないこともあるかもしれません。自分も歩み寄る姿勢で、互いの意見をすり合わせていくことが必要と言えそうです。(熊)

なぜこうなる…夫に家事を任せると


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