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捨てる前にトライ!縮んだニットを戻す洗濯ワザ

2012年11月29日 11:30  gooランキング

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秋冬のコーディネートには欠かせないセーターなどのニットアイテム。近頃ではウール素材でも、専用洗剤や洗濯機の手洗いコースをつかえば自宅でも洗えるとあり、Tシャツ感覚で着まわしている人も多いのではないでしょうか。しかし時には洗濯に失敗し、子ども用サイズまでに縮ませてしまった経験もあるのでは? でもここで捨ててしまうのはまだ早い! 縮んだウールを戻すワザはないか探ってみました。

●捨てるのは待った!縮んだニットを戻すワザ

NHK ONLINEゆうどきネットワーク『教えて!おばあちゃん「縮んだセーターを元に戻す方法」』によると、縮んだセーターを戻すには髪を洗うときにつかうトリートメントが効果的なんだとか。含有成分の一つであるアモジメチコンには、絡まったウールの繊維をまっすぐに伸ばす効果があるのだそう。洗い方は洗面器に15グラムほどのトリートメントを溶かし、30分ほど漬け込んだあと洗濯機で約1分脱水。しっかり形を整えて自然乾燥をすれば元のサイズに戻るのだとか。デザインや着心地が気に入って買ったアイテムも、洗濯に失敗してしまっては台無しです。とはいえ毎度のクリーニング代も重なればバカにならないもの。大切な衣類の洗濯方法は、マスターしておきたいおしゃれワザの一つといえそうです。

●ウールはなぜ縮むのか……長持ちする手洗いのコツを学ぶ

手洗いとはいえ、ジャブジャブと手荒く扱ってはせっかくのシルエットが台無し! ウールが縮む原因を知っておけば自宅での洗濯も怖くありません。
花王エマールオフィシャルサイト「手洗いの方法」によると、ウールには頭髪のキューティクルと同様「スケール」と呼ばれるうろこ状の毛表皮があるのだそう。乾燥時は閉じているものの、水に濡れることでうろこは開いた状態に。ここに摩擦を与えてしまうと、繊維が絡み合って縮んでしまうのだそうです。またウールは熱に弱いため、洗濯をする際には30度以下の水で洗うのがポイント。手洗いをするときは、あらかじめ中性洗剤を溶かした洗濯液をつくっておき、水中で“沈める・浮かせる”という押し洗いを繰り返します。15秒~30秒ほど脱水にかけ、さらにきれいな水で10回~15回ほどの押し洗いを2回繰り返せばすすぎは完了。繊維の奥まで洗濯液を染み渡らせるイメージで、やさしく扱うことがなにより大切のようです。

普段から手をかけて丁寧に扱えばあつかった分だけ、より大切な一着になるはず。縮んだニットを握り締め「大枚をはたいた一張羅だったのに……」と、涙ならがに処分をする前にトライしてみてはいかがでしょうか。(幸)

「服が裏返しですよ」他人に指摘しますか?


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