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HSPでパワーアップ!知らないとソンする入浴法

2012年10月26日 11:30  gooランキング

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日中は穏やかな陽気でも、朝晩の肌寒さが身にしみるようになってきたこのごろ。季節の変わり目は体調を崩しやすい傾向にありますが、こんなときこそ予防につとめたいもの。そこで今回は効果的な入浴で健康を保つためのコツを探ってみました。

●入浴で免疫力アップ!? カギとなる熱ショックたんぱく質とは

しなびた食材を50度のお湯につけることで、新鮮さを取り戻すなどと話題を集めた「50度洗い」。これは熱ショックたんぱく質(ヒートショックプロテイン)の働きによって効果がもたらされるとしています。熱ショックたんぱく質が傷んだ細胞を修復させる働きをし、細胞が活性化することで老化や熱変性を防ぐ働きをするのだとか。これは人間の体にも同様の効果が期待でき、細胞の活性化や乳酸の発生を遅らせたりする効能があるのだとか。

NHKためしてガッテン『大検証!体温アップで超健康の真実』では、熱ショックたんぱく質の性質を解説し、免疫力アップを狙った検証をしていました。培養したがん細胞を35度と38度の温度で比べたところ、35度では12時間で14%のがん細胞を攻撃していたものが、39度では12時間で44%と3倍以上もの違いがあったのだとか。活性酸素など、さまざまな理由で傷ついてしまうたんぱく質を、熱ショックたんぱく質が傷の修理をしてくれるのだそうです。

●より効果的な入浴方法があるの?

バスクリン『はぴばす通信』では、普段のバスタイムをより健康的なものにするべく、ヒートショックプロテイン(以下HSP)に着目した入浴方法が紹介されていました。

HSPは体温が38度くらいに上げることで作られるそうですが、しかし個人差があるため平熱+1.5度くらいが目安。またお湯の温度は熱すぎてもNG。40度~42度程度に設定し、入浴前には脱水症状を防止するために十分な水分補給をお忘れなく。湯船に10分ほどつかると自然と体温が1度上昇。さらにもう10分ほどお湯につかり、舌下で計る体温計などで入浴前よりも1.5度ほど高くなれば終了。入浴後は急激に体を冷やさず、自然に体温を下げるようにすることも大切なんだそうです。のぼせやふらつきの恐れがあるため、体調と相談し、無理は禁物です。

この方法だと増加したHSPは一週間程度体内に残り、また入浴の二日後にはHSPが活性化のピークをむかえるのだそう。元気になりたい日を逆算して入浴するのも手なんだとか。これは無理に体温をあげて熱ストレス状態をつくりだすため、週に二回で十分な効果が得られるのだそうです。(病気や体調不良の際に試すのは避けてください)

花王『お風呂ゼミナール』によると、入浴には温浴効果のほかに、水圧の力で血液やリンパの流れを促す水圧作用、浮力で体を支えている筋肉や関節を休ませることができる浮力作用と、体全体の緊張をほぐす役割があるのだとか。ついシャワーで済ませてしまいがちですが、入浴剤にこだわるなど工夫をして意識的にバスタイムを設けたいものですね。(幸)

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