35歳独身オトコは負け組ですか？

30歳を過ぎたころから周囲が相次いで結婚を決めた。家族が増えたりマイホームを購入したりと、着々とコマをすすめている友人たちを目の当たりにすると、正直戸惑いを隠せないという男性も多いのでは？　35歳独身、彼女ナシ。そんな僕はいわゆる“負け組”なのでしょうか……。

●正直焦ってます……結婚しないのはかっこわるい？

人生を勝ち・負けに振り分けるというのは少々無理があることですが、誰にいわれるわけでもなく、ただ自分自身がなんとなく感じたこととして捉えてしまうこともあるかもしれません。発言小町『35歳独身男性は負け組？』では、35歳男性から悲痛な悩みが寄せられていました。

同年代の友人たちは結婚をし、家庭を持っている人が多く、たまに集まる時には独身という事で友人たちから見下した態度を取られることがあるという投稿者。「集まりがある度肩身が狭い思いです。この歳で独身男性は負け組になり既婚男性は勝ち組になるのでしょうか？もし周りにこんな男性が居たら見下してしまいますか？」と、意見を募っています。

「相手の方はさぞかし自分の生き方に自信を持っているのか、逆にトピ主さんをうらやましくて嫌な態度を取るのかも。後者の方が確率高いのでは？　妬んで嫌みを言ったり、人を見下すような態度をとるような人は幸せじゃないですよ」というチャーコさん。

tokyoさんからは「トピ主さんを見下すような態度をする人がいるとのことですが羨ましいのではありませんか？　三組に一組の夫婦が離婚の時代、うまくいっている夫婦のほうが珍しいくらいですから」と、希望が残されている独身男性をうらやましく思うからの行動ではないかという意見が目立ちました。となりの芝はなんとやら……独身は既婚を、既婚は独身を、互いにうらやましがっているだけという見方が多いようです。

●独身を謳歌しよう！同年代の意見は

同世代のさとるさんは、トピ主が自分で負け組と思っている時点で、負け組と言えば負け組かもとし、「でも大事なのは本人が幸せかどうかで決まると思います。見下されていると思ったらスポ－ツカ－でも買って独身の強さを見せてやって下さい」と独身ならではの楽しみをいまのうちに満喫することを提案しています。

以前、似たような経験をしたという37歳男さんも、「彼女はいないし、友達は子供がいて、家を買って…随分差をつけられたなあ」と既婚の友達にもらしたところ、相手はまったく気に留めていなかったので反対に驚かれたのだとか。結婚後、独身男性をみても「勝っている！」と思ったことは一度もなく、やはり気のせいではないかとしています。

●やっぱり既婚は勝ち組！？　その理由とは……

既婚、子持ちというプーカメさんは、30歳なかばの独身者をみると、お金や時間などの自由が効くことに対して「気楽でいいな」と思ったり、やっかみ半分で｢全てが自分のために存在するという気楽さからいい加減卒業しろ｣と思ったりすることもあるそうです。しかし、唯一“勝ち”があるとすれば「子どもを持てたこと」なんだとか。「自分の血を引いた分身というのは、想像以上に愛おしい存在なのです（中略）しょっちゅう病気したりで大変ですが、いずれ子供と旅行したり、お酒を飲める日が来るのです」

こうした子どもとの将来があるという点で勝ち組だと思うのだそう。これは実際に子どもがうまれたことによって得た価値観であり、その立場にならなければ分からないことも多く、一概に勝ち組、負け組とはいえないという意見も多く寄せられていました。恋愛や結婚は相手のあることで、なかなか自分の思い通りにはいかないもの。焦っても仕方ないとは分かっていても、不安にかられてしまうことも。若さで乗り切れた時代もありますが、知識を蓄え経験を積んだいまだからこそ、一味違う結婚観が持てるようになったはず。「これからの生き方」を見つめ直す、いいきっかけになったのではないでしょうか。　さて同じ状況におかれているみなさん、どのような感想を持ちましたか？　（幸）

夫の趣味を全否定…持ち物を勝手に捨てる妻


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