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バブル後最低額…サラリーマンのお小遣い事情

2012年10月01日 11:30  gooランキング

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新生銀行が毎年行っている「サラリーマンのお小遣い調査」によると、リーマン・ショック以降、微減を続けていた金額も震災後はさらに減少。2011年はバブル崩壊後最低額という38,855円、2012年は39,756円という結果が明らかになりました。しばらくは4万円台をキープしていたものの、昨年からは3万円台に突入するなど、サラリーマンにとって厳しい時代はまだまだ続きそうです。とはいえ、ふだんの生活をおくる上では、それなりの出費はつきもの。みなさんはどのようにやりくりをしているのでしょうか。

●お小遣いが減っても、腹も減る……ワンコインランチはあたりまえ

まずはランチ代。1992年には調査開始以来、最高額の746円だったものが減少の一途をたどり、2005年以降は500円台に。ワンコインが主流の時代になっています。「サラリーマンのランチ事情調査」では、持参弁当、購入弁当、社食が上位を占め、ランチタイムは約20分程度と時間も短縮傾向にあるのだとか。「うまい早い安い」まさにそんなフレーズが浮かびますが、牛丼の価格も1992年の400円から、2011年には327円と値下がりしており、お小遣いが減額されてもデフレの影響で救われている部分は大きいようです。「弁当男子」という言葉がつかわれるようになった2010年以降は手作り弁当に加えて、水筒を持参する人が各世代で20%を占めるなど、倹約につぐ倹約を実行している人が多いのだそうです。

息抜きに欠かせない飲み代も減少傾向にあり、飲む機会を減らさずに済む“家飲み派”が増えているのだとか。最近急増中の激安居酒屋店を利用し、タクシーは使わずに終電で帰宅するなど、一回の飲み代を安くおさえる工夫を重ねている様子。また毎月の給料以外にも収入を得るべく、株やネットオークションに続いて副業が(19%)3位に入るなど、出費をおさえつつも、ダブルインカムを目論む人が増えているのだそうです。

●良かれとしたことが失敗……節約にも情報が必要

お小遣いが減った分、できるだけ出費を減らそうと試みたものの、実はさほど節約につながっていかったというケースも少なくないようです。NAVERまとめ『節約生活失敗談!』には、節約に関する失敗体験談がまとめられていました。

「ランチ代を浮かすためにお弁当を作ります。でも、基本的に料理が下手なので、冷凍食品とかを買ってきてつめてます。なんとなく、前とあまり金額が変わってないみたいです」

「『食べ物を腐らせる』よくスーパーできゅうり3本100円とかやってるじゃないですか。大体2~3週間後に悲しい姿で発見されます」

「普段忙しいので、よく通販を利用しています。まとめ買いしたほうがオトクだし、ポイントつくし、ってぽんぽん買っていたら、結果支払いがものすごいことに(汗」

買わないことが一番の節約……なんて言葉を耳にしますが、ポイントがたまるから、安いからといって飛びついていたのでは元も子もありません。必要かどうかを見極める冷静さ、節約に関する正しい情報を得ることも必要といえそうです。

一に節約、二に節約……やりすぎてしまうと反対に窮屈さを感じてしまうもの。視点をかえてむしろ楽しむくらいのスタンスでいたいものです。『「節約」まとめ大作戦の対象まとめ』には他にも『100円でできること【ワード集】』、『おサイフにやさしい「無料」で遊べるスポットまとめ【リンク集】』、『パパのお小遣いやりくりアイデア!【発言集】』など節約に関するまとめが公開されていますのでチェックしてみてはいかがでしょうか。不景気だと嘆いてばかりもいられないこのご時世。みなさんは日ごろからどんな工夫をしていますか?(幸)

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