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日傘を差す女子高生が増えている?

2012年07月08日 11:30  gooランキング

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男性用の日傘や、大塚製薬が展開する男性向けのスキンケアブランド『UL・OS(ウル・オス)』をはじめとする日焼け止めが登場し、紫外線対策を心がける男性も増えているようですが、女子高生の間でも意識に変化が現れつつあるようです。6月29日付の朝日新聞「女子高生、日傘で『美白』関西で急増中」によると、関西では美白のため日傘で登下校する女子高生が数年前から目立つようになったとあります。同記事の女子高生の話によると「梅雨が明けると、運動部以外の女子のほとんどは日傘で登校します」とのことで、日傘で通学するのは珍しくない光景のようです。

●制服に日傘…違和感を覚えます

女子高生の日傘について、発言小町でも議論が交わされていました。トピック「日傘の女子高生、増えましたよね…」は、「日焼けしたくない」「暑いから」という理由は納得できるものの、高校生のうちから大人の価値観に埋もれて生きるのは窮屈ではないかと投げかけるhattiさんからの質問。「日焼けした女の子、かわいいなあと思うんですけど、もうこんな意識は過去の遺産なのでしょうか」という声に対し、回答者からは賛否両論さまざまな声が寄せられています。

「わかります!」という42歳の女性は、情報過多であることが一因ではないかと分析。「日焼け素っぴんが当たり前で、大人の守りに入った態度に反抗した10代を過ごした身としては、今の子は30、40過ぎのおばちゃんと同じような感じで楽しいのかなって思います。時代の流れなのかなあ」とコメントしています。また、高校生の頃、陸上部で校庭を夕日が沈むまで走っていたというももさんは「お肌対策は重要なのでしょうが、守るものがあると、一生そんななのかな。低年齢化してきたら、運動会とかも廃止になったりするのかなあ。太陽の下で汗かくようなスポーツ少女はいなくなるのかなあ。なんか悲しい」とコメント。ももさんは、40歳を過ぎた今でも、多少シミがあっても気にせず健康的に走っているとのこと。他にはこんな回答もありました。

・「女子高生に日傘って、違和感を覚えます。オバサンくさいかんじで…日傘も荷物になるし、若いんだから、日焼け止めクリームやなどでのスキンケア、UV対策だけで十分だと思います」(ブランカさん)

●女子高生の日傘ブーム、その背景には

一方、女子高生が日傘を持つことに賛成派の回答者からは「奥ゆかしくていいじゃないですか。賢いのだと思います」(とんてきさん)、「日焼けがもてはやされたのってバブル時代のサーファーとか、ガングロコギャルなど、限られた時代や集団だけでは?」(子持ちししゃもさん)などの声が寄せられています。

ティーローズさんは、羽田美智子さんが「あの頃は紫外線が敵だなんて、誰も教えてくれなかった!」と叫ぶ花王ソフィーナのCMを挙げ「皮膚がん・しみ・しわ、あれだけ報道されたら女子高生だって怖いだろうな~って思います」とコメント。また、子どもの頃は日焼けコンテストが行われるなど「日焼け=健康」という認識だったというSilさんは、「少女の頃の日傘、日焼け止め、奨励してほしいです。子どもの頃から『紫外線は肌に悪い!』という風潮があったらなぁと、今、しみじみと思います。まぁ誰を恨むこともできませんが…」と本音をポロリ。

さらには、女子高生のこうした変化について、美意識の変化というよりはひとつの流行として受け入れられているだけではないかとする意見も多数聞かれました。「まぁ結局は、健康や美容のためという理由よりも、流行してるからなんでしょうね」(おばちゃんさん)、「私が子どもの頃は『日傘は大人のアイテム』と思っていましたが、そういうものをどんどん取り入れる“今”の若い子達、やっぱり弾けてると思いますよ」(いおさん)、「彼女たちは誰も窮屈だなんて思ってないと思いますよ。競いあって、可愛い日傘オシャレな日傘をさして、お互い見せ合いっこしたりして(中略)日傘というアイテムを楽しんでると思います。そういうのって、まさに女子高生って感じだと、わたしは思うのですが」(うさぎさん)など、日傘を差すことがファッション化しているところが女子高生らしいと見る回答も。

デザインや機能も多様化し、晴雨兼用、軽量、遮光などさまざまなタイプが安価で手に入るようになった日傘。選択肢が増えて好みのアイテムを探しやすくなったことが、ブームを後押ししているといえそうです。女子高生の日傘姿、みなさんはどのように感じますか?(熊)

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