お父さん、娘に好かれていますか？

小さい頃は「パパ大好き」と甘えてきた娘が、思春期を迎えたあたりから自分を避けるようになり、あまり会話をしてくれなくなった… 子どもが成長してからも「お父さん大好き」と言われるような良好な父子関係を築くには、どのように子どもと接すればよいのでしょうか。娘の本音から、理想の父親像を探ってみました。

●娘が考える理想の父親像とは

発言小町のトピック「父親が好きな娘と、嫌いな娘」は、２歳の娘を持つ男性からの投稿。子どもが大好きで、育児には積極的に参加しているという相談者。女性との会話で「父親と仲良いか」という話題になったとき、「うざったい」という声が聞かれる中、そうでもないと答える女性も数名いて、共通点はあまり干渉してこないことだったのだとか。自分が娘を持つ父親になった今、父親と仲良くやってこれた理由、反対にうざったいと感じた理由について、娘の立場からの意見を知りたいという相談者に、さまざまな声が寄せられています。

「かっこよかったから好きでしたよ」といううんうんさん。少々不器用でも決してぶれなかった父親の躾は、子どもの言動の良し悪しをジャッジするでもなく、また子どもと一緒に考えるでもなく「お父さんはそういうのは良くないと思っている」と表明し、自らが手本となるような形だったのだとか。そうした子育てについて「娘も、父親の背中で色々と学ぶものですよ」とコメント。

また、母親とははっきり役割を分けるのがポイントという雨の降る夜はさん。今どきの父親は威厳もなく、子どもと友達のような関係であることが多いと感じているのだとか。「それはそれで悪いとは言いませんが、やはり、母親とは役割をきっちり分けることかと思います」とアドバイス。無償の愛で包む母の愛に対し、冷静に子どもを見て、いけないことはいけないと静かに諭すような父の愛が理想とコメントしています。

●見た目も重要？娘に好かれる外見とは

「ウザいなんて一度も思ったことがありません」というニコニコさんのお父さんは「妻思い、子ども思いの優しい人」。男前で若く見えるため、兄弟に見られたこともあるほど。そんな父親について、掘り下げて考えたところ「生理的に受け付けたのかもしれません」と本音をポロリ。

思春期の娘を持つpecoさんは、難しい年頃の娘に好かれる条件として、「１．頭ごなしに勝手な論理を押し付けたり怒鳴ったりしない。きちんと話を聞いて、いい悪いを穏やかに諭す」、「２．メタボらないで身ぎれいにする。自分の若い頃のファッション理論で服を決めない」を挙げています。

●お母さんが１番、娘は２番

両親の仲が良いことを挙げる回答も多く聞かれました。２人の娘を持つ既婚男さんは、小さいうちから「お母さん１番、おまえたちは２番。ここはお父さんとお母さんのうちだから、親が気に入らなきゃ出て行け。お父さんはお母さんがいればいいから、早くいい男見つけて結婚しろ」と心にもないことを言って育て、べたべたしないように心がけてきたのだとか。「少し距離を置いた方が、娘とはうまくいく」とのこと。

また、父親に対する母親の態度で変わってくるのではないかというままさん。子どもは母親の影響を強く受けるため、母親が父親を馬鹿にした態度を取ったり、悪口を言ったりすると、子どもは父親をそのように扱ってよい人だと思い込んでしまうとのこと。さらに、思春期は外見による部分が大きいと指摘。身だしなみを整え、綺麗にしていることが大切とアドバイスしています。

教えて！gooライフレシピ「思春期の娘とうまくやっていくためにお父さんが気を付けたいたった２つのこと」には、自分なりの価値観をもつこと、妻を大事にすることが挙げられています。無理に「かっこいい父親」を目指さなくとも、自分らしく、愛情をもって家族と接することで、娘には十分伝わるものかもしれません。娘を持つお父さんの皆さん、娘さんと良好な関係を築けていますか？（熊）

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