ケータイの電話帳はマメに削除する？

すっかり疎遠になった知人、昔の恋人など連絡をとらなくなった人に、しっかりと記されているものの「この人誰だっけ？」と、出番のない番号がそのままケータイのメモリーに入っていることも多いのではないでしょうか。ほったからかしにするか、それとも一定の基準をおいて削除するか、みんなはどんなふうに整理をしているのか探ってみました。

●ほったらかし？それともこまめに削除？

発言小町「携帯電話の電話帳メモリ【駄】」によると、「携帯電話の機種変更をするたびに電話帳をコピーしてきましたがすでに連絡を取っていない人の番号もメールアドレスもそのままになっています」という投稿者。全く知らない人でもないし、メモリにも余裕がある。いつか整理をしようとおもいつつ現在に至るのだとか。そこでみんなの電話帳事情について聞いています。

連絡を取り合っていないことに気がついたときに削除をするさやかさん。「躊躇する人は一応メモリーカードには残しておきますね。失礼かもしれませんが、私の場合、もう交流がない人のアドレスを削除すると、なぜか新しい出会いがあります」

必要な人は本体、躊躇する人はメモリーカードと段階を踏むことで整理をしているようです。アドレスを削除すると新しい出会いがあるなんて、まるで断捨離のよう。電話帳の整理をしてみようかな、なんて気にさせてくれるエピソードですね。

若い頃はどんなに疎遠な人でもデータを残していたというまくまくさんは、現在は必要最低限にとどめているのだとか。「36歳で独り暮らしなので、もし自分に何かあった時に連絡してほしくない人まで自分の事が知れたら嫌だからです」と、年齢を重ねるとともに意識にも変化が生じるようです。

●出たくないから消さない！

　発言小町「携帯の電話帳から削除しますか？（駄）」によると、投稿者のかやさんも、年に数回ざっと電話帳を見て、もう連絡をとることのない電話番号を整理しているのだそう。

「もう付き合いはないな」という人は遠慮なく削除し「こいつとだけはもう関わりたくない」という人は反対に残しているまりあさん。「だって、うっかり電話が来て出てしまって話したくないから。相手が、自分が嫌われていると分かっていない場合は、こうやって予防します」と、接触を回避するべくあえて残すという手段をとることもあるようです。

「確認したら結構な数の登録がありました。もう連絡取らないであろう人もちらほらと」というできない派さん。特別な理由はなく、でもなんとなく削除できずにいるのだとか。

●スッキリ削除派の意見は

「私は番号やアドレスを変えたりしたら皆に連絡しながら、整理していきます。でも削除した後になって、『いつの間にアドレス変えた？』と、久しぶりに会うケースが多い。それで再登録しても、結局また連絡しなかったりの繰り返し…」（ティアさん）

「もしものことがあるかも知れないので別の電話番号帳ようなものに書いてます」というひいらぎさんは、毎年の家計簿についている住所録に記録を残しているのだそう。「友人や知人の一般電話や携帯番号も書いてあります。もしも携帯を無くしたら交友がある人まで連絡が取れなくなると困るので」と、万一の場合に備えてケータイ以外に保存をしているそうです。

中には「疎遠になった人用フォルダ」を作って、もう連絡をしないだろうという番号をフォルダに移動して様子をみるなど、一定の期間をあけて段階を踏んでから削除をするなど工夫をしている人もいました。電話帳に限らず、撮りためた画像、保存メール……近年ブームとなった断捨離にならって、ケータイに保存したデータも一掃してみてはいかがでしょうか。（幸）

捨てるんじゃなかったと後悔しているもの


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