友情に年の差関係ある？

社会に出ると、職場や近所づきあいなどで幅広い年代の人と知り合う機会が増えますが、年齢の差がネックになりなかなか打ち解けられないことではないでしょうか。しかし一方で、趣味を通じで知り合った相手とは世代を超えて意気投合することもあるもの。食事や飲みの席では無意識のうちに敬語を使わず会話することもあるかもしれません。そこで、友情に年の差は関係あるのか、みんなの意見を探ってみました。

●親子ほどの年の差も？世代を超えた友情

教えて！goo「上下何歳差までなら『友達』に思えますか？」は、資格の講習で近くの席にいた５歳年下の人と話が弾み、年齢の差を意識することなく打ち解けることができたという相談者からの質問。「ウマが合う相手とは、上下何歳差までが『友達』と思えるか」と投げかけたところ、さまざまな回答が寄せられました。

「５歳くらいが限界」というticyaさんは「それ以上だと話が合わないときがありますね」と回答。ただし親子ほどの差がある場合は、親と子という感覚でならば付き合えると付け加えています。また、dogdayさんは「年齢差を感じない16歳のマイミクがいる」とコメント。共通の話題がいくつもあって、かつ上司と部下のような社会的立場の影響がなければ、親子程度の年齢差まではサークルの先輩後輩として付き合えると感じているのだとか。

一方、友情に年の差は関係ないという回答者からは「年齢に左右されるのは友情とは言えない」（rocknroseさん）という意見も。漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』（集英社）の両さんを例に挙げて「小学生の友達も持っています。友情ってそんなものじゃないですか」とコメントし、さらには「自分の弱みを見せられる相手は友達、それが出来ない相手は知り合いです」と、友達の定義についても言及しています。

●年齢差のある友達との交流は

では、実際に年齢差のある友達とは、どのような交流をしているのでしょうか。発言小町「親友と年の差ある方いますか？」によると、「私は33歳の方に、非常に親しくしている方がいます。趣味友達で。もう、私のプライベートやら過去の秘密（笑）も、全てご存知（笑）」（50歳主婦さん）や、「24歳差です。以前働いていた会社で知り合いました。彼女とは育った環境が似ていたり、違う考え方をしても『違う！』と否定するより『なるほど！』と納得できたりします。政治・社会情勢から恋愛、家族の話まで何でも話しますが依存しあうようなベッタリな付き合いではありません」（バロさん）など、互いを認め合い、同年代の友人と変わらない付き合いをしている人は多いようです。また、「一回り以上年下の親友もいます」という雪やなぎさんは、闘病中に励ましてくれた友人とのエピソードを紹介し「一番辛いときに誰が本当の親友だかよくわかります。親友は年齢で決まるものではありません」とコメントしています。

最近では、45歳差婚の加藤茶さんをはじめ、32歳差婚のラサール石井さんなど、芸能界の年の差婚が注目を集めていますが、恋愛に限らず、趣味などで若い感覚を持つ大人が増えつつある中、若者との意識差が縮まり、またソーシャルサービスを通じて共通の趣味を持つ人と知り合う機会も増えたことで、年齢差のある友人とのフレンドリーな交流が広がりつつあるのかもしれません。さて、皆さんにはどれくらい年の離れた友達がいますか？（熊）

「性格悪い！」と思ってしまう友達の特徴


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