うっかりサバを読んでしまったもの

突然ですが、みなさんは「サバ」を読んでしまった経験はありませんか？ gooランキング「ごまかしたことがあることランキング」では、１位に《体重》、２位に《過去に付き合った人の人数》、以下《ショッピングに使った金額》、《オタクな知識（知らないフリ）》、《年齢》… と続いています。いずれもあまり正直には答えたくない質問ですが、真実を知っているのは自分だけという場面では、思わずウソの数字で申告してしまうこともあるものかもしれません。そこで、うっかりサバを読んでしまったエピソードについて探ってみました。

●体重に年齢、サバを読むつもりじゃなかった…

教えて！goo「どっちの…鯖？…さば？…うそぅ！！」は、サバを読むときにどういう心理がはたらくのかを知りたいという相談者。これについて、さまざまな回答が寄せられました。

ある漫画で「人間は性格も体型も顔ももろ出しで生きているのに、年齢だけ隠すなんておかしな話じゃない？」というセリフを読み、思わず納得してしまったことがあるというogojo3さんの場合は、20代後半以降から、自分の年齢が思い出せずにうっかり実年齢より若い年を言ってしまうことが多々あるのだそう。また、28歳女性のsakramikanさんは、年齢を聞かれると「27歳」と答えてしまうことがあるそうですが、サバ読む気は全くなく、自然にそうなってしまうとのこと。その理由として、28歳は30手前を強く意識する年齢であり、27歳から歳をとるのを頭が拒否しているのではないかと分析しています。いずれのケースも全く罪の意識なく、無意識のうちにサバ読みをしてしまう人もいるようです。

一方、意図的にサバ読みをしているというNannetteさんの場合は「読みますよ、もうサバだらけ。現実の体型はほぼ標準、体重もまあまあちょっとオーバーかなという許容範囲、なのに、身長はプラス１センチ、バストはプラス３センチ、ウエストはマイナス３センチぐらいが公式発表のデータ。体重に至っては、ついついとんでもない数値を口にして、そんなはずはないと看護師さんに疑われて、結局体重計に乗せられたりして」とコメント。また、身長でサバを読んだことがあるというToshi_mk2さんの場合は、「ある漫画ファンでその主人公の身長が172cmだった」との理由から実際の身長より１cm高く申告していたのだとか。

反対に、年齢に関しては「逆サバ」読みをしているというvaierunさんの場合は、35歳のときは40歳と自称し、若く言ったことはないのだとか。その理由は「面倒臭がりなんです」とのこと。ただし、体重に関しては「そんな場の空気を読まない人は幸いにして周囲にいません。どうしても聞くなら命懸けでね」とコメント。年齢と体重では、サバを読むにしても罪の意識が違うものかもしれません。

なお、gooランキング「決して正直に答えてはいけない女性からの質問ランキング」では、１位に《いくつに見える？》、２位に《最近、太ったかなぁ？》がランク・インしていますが、年齢や体型が他人にどう見られているかは女性にとって気になるもの。年齢や体型に関する話題になったら、たとえ相手が「いくつだと思う？」と意見を求めてきたとしても、お茶を濁すのが吉といえそうです。

●オンラインの情報はウソだらけ？

ITmediaニュースの2007年2月8日の記事「『体重は6割がウソ』――出会い系自己申告の正直度は？」によると、顔が見えないオンラインの相手に対し男性は身長を高く、女性は体重を少なく申告する傾向が高いことが米コーネル大学の調査で明らかになったとあり、さらには男性の24.3パーセント、女性の13.1パーセントが年齢をサバ読みしていたとのこと。見えない相手に対しては嘘も方便ということもあるかもしれませんが、サバ読みの数があまりに事実とかけ離れていると、後々つじつまを合わせるのが厳しくなりそうですから、ウソもほどほどにしておきたいところです。

さて、みなさんがうっかりサバ読みしてしまったのは、どんなことでしょうか。（熊）

ごまかしたことがあるのは


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