結婚直前に人生最大のモテ期

長年交際をしていた恋人との縁談がまとまり、日取りや式場選びなどの準備も着々と進む幸せに満ちた生活……のはずが、結婚が決まったばかりだというのに、その人生の選択を揺さぶられる出来事がおこることも少なくないようです。

●結婚目前、しかし人生最大のモテ期到来！

発言小町のトピックス「来年結婚するのに人生最大のモテ期到来」によると、結婚がきまったこととは裏腹に人生最大のモテ期がやってきたという人は意外と多いようです。

「私もありました！」というまちこさん。「30歳と遅めの結婚でしたが、結婚が決まった途端、社内のイケメン君(5個下)から告られたり、先輩からやたら2人での飲みに誘われたり、友だちだと思っていた人から『僕のことも選択肢にいれてくれないか？』と言われたりと、最大のモテ期到来でした！」と、まるで恋愛ドラマのヒロイン状態。

「結婚が決まってハッピーオーラが出ているのか、フェロモンで寄ってくるのか、一瞬ですがモテ期ありますね」というシコりんさん。突然の告白を受けたり、二人だけで飲みに誘われたりと、思いもよらぬ出来事が立て続けにおこったのだそう。一方の夫も人生最大のモテ期が到来していたようで、夫婦ゲンカの際に「結婚するのは、○○さんでも○○さんでも良かったんだ」と暴言を吐かれたことがいまだにシコリとして残っているのだとか。しかし「これは結婚したらパッタリと現実に戻りますので、御心配なく」と釘をさしています。

なぜこの時期にモテ期がやってくるのかを、寄せられたコメントを元にまとめてみると、まずプロポーズをした（された）ことによって幸せで満ち溢れていること。誰かに見初められることで自分に自信が持てるようになることが主な理由のよう。他にも挙式にむけたエステ通いで、お手入れが行き届いていることも挙げられていました。自分では気が付かぬうちに幸せな雰囲気をかもし出していることが、人を惹きつけてしまう要因のようです。

●「最後のチャンス！」「残り一つ！」に弱い人間の心理も左右する？

結婚して誰かのものになってしまう……「最後の1点」「のこりわずか」という言葉に弱い人間の心理に近しいものがあるのではないか、という書き込みも寄せられていました。

また周囲の人々を観察したというかさんによれば「『もっと上が居る、もっといい男がいる』と、自分以上のものを要求し欲張って、そのタイミングを逃すと婚期が遅れるのではないでしょうか？」と感じたのだとか。モテ期到来！とばかりに調子にのらず、現実を見ることが必要ではないかと指摘しています。腹を決めた直後の甘い誘惑に「なぜこの時期に？」と嘆かずにはいられませんが、「独身最後の思い出作り！」とワケのわからない理由をつけてハメをはずさないよう、慎重な行動を心がけたいものです。

揺るがないはずの決意に揺さぶりをかけるモテ期の到来。誘惑に耐えられるかどうか、まるで誰かに試されているような気分ですが、これも結婚をする上での最初の試練なのかもしれません。しかし、結婚が決まった途端に人生最大のモテ期が到来するとは、なんとも皮肉な話ですね。（幸）

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