手取り15万で185万の婚約指輪って…
2011年10月13日 11:30 gooランキング
「婚約指輪（エンゲージリング）の相場は給料の３ヶ月分」なんて言われますが、実際のところはどうなのでしょうか。All About「給料３ヶ月分の婚約指輪を買う人っているの？」によると、そもそもの起源はダイヤモンドの世界市場を牛耳る資源メジャー、デビアス社が70年代に指輪の販売促進用に打ち出したキャッチコピーで、高度経済成長期の終わりを迎えつつあった日本では広く受け入れられたのだそう。同記事のアンケート調査によると、このプロモーションを支持すると答えた男性は27.5％、女性は16.7％という結果が出ており、現在ではこうした風習にとらわれない人も増えてきている様子。
しかし、婚約指輪に対する価値観は人それぞれ。高価な婚約指輪に強い思い入れのある婚約者に、頭を悩ませている男性もいるようです。
●185万の指輪を買ってくれないなら結婚したくないという彼女
教えて！goo「手取り15万で婚約指輪185万」は、手取りが月15万にもかかわらず、婚約相手の女性に185万もするダイヤ１カラットの指輪をリクエストされてしまったというある男性からの相談。婚約指輪の相場は30万くらいだと考えていた相談者は、そのことを婚約者の女性に伝えたところ「安い指輪（30万くらい）なら欲しくない。買ってくれないなら結婚したくない」と言われてしまったのだそう。ほとんど着ける機会のない指輪より生活費にお金を回したいという思いがある反面、買ってあげなかったことを一生言われ続けるのは目に見えているため、彼女の希望に答えて買うことに決めたという相談者。これに対し、男女それぞれの回答者から60件近くもの回答が寄せられました。
多くは「彼女の価値観が理解できない」というもの。男性の回答者からはこんな意見が聞かれました。
手取りで32万くらいのときに付き合っていた彼女に、婚約指輪は給料の３ヶ月分と言われ、一気に冷めたというkanetugu20さん。相談者と同じように「買ってくれないなら結婚したくない」と言われたとき、ただ結婚がしたいのか、それとも自分と結婚がしたいのか、彼女の心底が見えたような気がして、幻滅して別れたのだそう。
一方、相談者と同じく給料３か月分を超える婚約指輪をリクエストされたというdai-ymさんは、何においても贅沢主義というわけではなく、婚約指輪にだけ夢を抱いているとわかっていたため、彼女の希望に対して迷わずに返事をしたのだそう。すると、その一言で相手に誠意が伝わり、少しでも負担にならない方法を考えてくれるようになったのだとか。曰く「男が指輪と結婚するのかよ！ と思うように、女性も自分のためにこのくらいのお金を出す気持ちになってくれないの？ って感じているようです。逆にその思いが確かめられたら、妥協案を呑んでくれるようになりやすい」とのこと。
また、女性からはこんな意見が聞かれました。
・「『10年の記念日に２カラットが買えるように頑張ろうな』『うん』こういった会話ができる女性を探してください。同性ながら賛成しかねる女性の価値観です」（jyukujyo-aさん）
・「彼女はあなたに対してもう少し思いやりを持ってほしいです。指輪より大事なものがあるじゃないですか！ あなたですよっ！」（rin-msさん）
また、当初は「石は大きいの」「ブランド物でなければイヤ」という考えに取り付かれていたというcame2008さんは、婚約者の親からも援助を受け希望通りの婚約指輪を贈られたそうですが、いざ着けようにも高価過ぎて外を歩けず、今では宝の持ち腐れになってしまい「こんなものにお金をかける必要があったのか」と疑問に感じるようになったのだとか。そればかりか、自分用の小さな車を買った方が良かったと思うほどで、マスコミに踊らされて高い指輪を買わせてしまったことを後悔しているそうです。
●そもそも、婚約指輪って必要なの？
2006年にシチズンが行ったアンケート調査「現代結婚指輪事情」によると、20～30代は婚約指輪を「贈らない」との回答が３割を超え、若い世代には習慣にとらわれない傾向が強くうかがえます。また「婚約指輪（エンゲージリング）の習慣についてどう思いますか」という質問に対し、男性は「必要ない」との答えが「必要を」10ポイント上回って55％、女性は「必要」との答えが「必要ない」を3ポイント上回って51.5％という結果に。
他では贅沢をしない分、形として残る婚約指輪だけはきちんとしたものが欲しいという意見もあれば、その分の費用を生活にあてて日々の暮らしを豊かにしたいという意見もあり、考え方はさまざま。結婚を進める前に、よく話し合ってお互いの考え方を理解することが重要かもしれません。（熊）
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しかし、婚約指輪に対する価値観は人それぞれ。高価な婚約指輪に強い思い入れのある婚約者に、頭を悩ませている男性もいるようです。
●185万の指輪を買ってくれないなら結婚したくないという彼女
教えて！goo「手取り15万で婚約指輪185万」は、手取りが月15万にもかかわらず、婚約相手の女性に185万もするダイヤ１カラットの指輪をリクエストされてしまったというある男性からの相談。婚約指輪の相場は30万くらいだと考えていた相談者は、そのことを婚約者の女性に伝えたところ「安い指輪（30万くらい）なら欲しくない。買ってくれないなら結婚したくない」と言われてしまったのだそう。ほとんど着ける機会のない指輪より生活費にお金を回したいという思いがある反面、買ってあげなかったことを一生言われ続けるのは目に見えているため、彼女の希望に答えて買うことに決めたという相談者。これに対し、男女それぞれの回答者から60件近くもの回答が寄せられました。
多くは「彼女の価値観が理解できない」というもの。男性の回答者からはこんな意見が聞かれました。
手取りで32万くらいのときに付き合っていた彼女に、婚約指輪は給料の３ヶ月分と言われ、一気に冷めたというkanetugu20さん。相談者と同じように「買ってくれないなら結婚したくない」と言われたとき、ただ結婚がしたいのか、それとも自分と結婚がしたいのか、彼女の心底が見えたような気がして、幻滅して別れたのだそう。
一方、相談者と同じく給料３か月分を超える婚約指輪をリクエストされたというdai-ymさんは、何においても贅沢主義というわけではなく、婚約指輪にだけ夢を抱いているとわかっていたため、彼女の希望に対して迷わずに返事をしたのだそう。すると、その一言で相手に誠意が伝わり、少しでも負担にならない方法を考えてくれるようになったのだとか。曰く「男が指輪と結婚するのかよ！ と思うように、女性も自分のためにこのくらいのお金を出す気持ちになってくれないの？ って感じているようです。逆にその思いが確かめられたら、妥協案を呑んでくれるようになりやすい」とのこと。
また、女性からはこんな意見が聞かれました。
・「『10年の記念日に２カラットが買えるように頑張ろうな』『うん』こういった会話ができる女性を探してください。同性ながら賛成しかねる女性の価値観です」（jyukujyo-aさん）
・「彼女はあなたに対してもう少し思いやりを持ってほしいです。指輪より大事なものがあるじゃないですか！ あなたですよっ！」（rin-msさん）
また、当初は「石は大きいの」「ブランド物でなければイヤ」という考えに取り付かれていたというcame2008さんは、婚約者の親からも援助を受け希望通りの婚約指輪を贈られたそうですが、いざ着けようにも高価過ぎて外を歩けず、今では宝の持ち腐れになってしまい「こんなものにお金をかける必要があったのか」と疑問に感じるようになったのだとか。そればかりか、自分用の小さな車を買った方が良かったと思うほどで、マスコミに踊らされて高い指輪を買わせてしまったことを後悔しているそうです。
●そもそも、婚約指輪って必要なの？
2006年にシチズンが行ったアンケート調査「現代結婚指輪事情」によると、20～30代は婚約指輪を「贈らない」との回答が３割を超え、若い世代には習慣にとらわれない傾向が強くうかがえます。また「婚約指輪（エンゲージリング）の習慣についてどう思いますか」という質問に対し、男性は「必要ない」との答えが「必要を」10ポイント上回って55％、女性は「必要」との答えが「必要ない」を3ポイント上回って51.5％という結果に。
他では贅沢をしない分、形として残る婚約指輪だけはきちんとしたものが欲しいという意見もあれば、その分の費用を生活にあてて日々の暮らしを豊かにしたいという意見もあり、考え方はさまざま。結婚を進める前に、よく話し合ってお互いの考え方を理解することが重要かもしれません。（熊）
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