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読書の秋に読みたい現代の日本人作家ランキング

2011年09月29日 10:10  gooランキング

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 文化庁で行った平成20年度「国語に関する世論調査」によると、1ヶ月の読書量について「読まない」と答えた人が46.1%に及び、6割以上の人は読書量が減っているという結果に。日本の出版統計を見ても、月刊誌・週刊誌などの販売額の落ち込みが続いており、出版不況は長期化しているといえそう。とはいえ風がすっかり秋めいてくると、「久しぶりに読書でもしてみようかな…」なんて思う人もいるのでは? この出版不況下においても絶大な人気を誇る現代の日本人作家といえば、誰なのでしょうか。




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 圧倒的な人気を誇り1位に輝いたのは《東野圭吾》。ガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズなど人気小説を次々とヒットさせており、ドラマ化や映画化された作品が多いことでも知られています。来月には岸谷五朗と深田恭子の主演映画『夜明けの街で』、来年1月には加賀恭一郎シリーズから阿部寛主演の映画『麒麟の翼』が公開されることも決定しており、その勢いはとどまることをしりません。映像として観ても面白く人気の高い《東野圭吾》作品ですが、まだ本を読んだことがない…という人は、この機会に一度《東野圭吾》の本をじっくり読んでみては?

 続く2位にランク・インしたのは、海外でも高く評価されており日本を代表する作家の一人である《村上春樹》。代表作となった『ノルウェイの森』は1987年の発売から累計発行部数1000万部を超える大ベストセラーとなっており、昨年は松山ケンイチ主演で映画化もされました。長編小説だけでなくノンフィクションや紀行文、翻訳など様々な作品を手掛けており、それぞれの違った魅力を楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。小説の難解なストーリーや独特の世界観が人気なのはもちろんですが、ジャズ喫茶を経営していた経歴も持つ《村上春樹》の作品に登場するおいしそうな料理も魅力の一つ。作品に登場するレシピを集めた『村上レシピ』という本もあるので、休日に手料理をしながら「村上ワールド」を楽しんでみるのもありかもしれません。



 若者の活字離れや出版不況が叫ばれる一方で、電子書籍など本を読む楽しみ方が増えてきているともいえる現代。ランキングを参考に、この秋に読みたい本を探してみてはいかがですか?




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