男性が女性の経済力を重視しない理由は
2011年09月03日 11:30 gooランキング
2011年の３月に内閣府が行った「結婚・家族形成に関する調査」によると、結婚相手に求める条件として、回答者のうち男性46.4％、女性33.8％が「容姿」を挙げ、一方で男性12.4％、女性67.2％が「経済力」を挙げており、この２つに特徴的な男女差が見られます。結婚の条件として、男性ほど重視されることのない女性の経済力ですが、その理由についてみんなの意見を探ってみました。
●男性が女性の年収を重視しない理由
発言小町のトピック「疑問？なんで女性の年収を評価しないの？」は、男性の経済力が単なる結婚の条件の一つとしてではなく、努力の過程も含めて女性から評価を受けるのに対し、女性の場合はそうした評価を男性から得辛く、結果のみが重視されてなかなか努力が認められないと感じている、こけっこさんからの相談。経済力のある女性が評価されにくい理由について問いかけると、さまざまな回答が寄せられました。
「年収・学歴は高い方」というsumomoさんも、結婚市場では必ずしも高く評価はされないと実感している一人。曰く、男性の仕事や収入などを重視する女性が多いのに対して、男性の場合は仕事や収入より若さや性格を重視する人も多く、条件が一点に集中しないのではないかと推測しています。女性の収入が多いと経済的に楽になる分、一緒に過ごす時間が減ったり、忙しくなって家事の負担が増えたりといったデメリットもあり、それをどのようにとらえるかは男性によって異なるようです。
経済力のある女性を「もちろん評価します」というでんしさんは、バリバリ働く高収入のキャリアウーマンに、より魅力を感じるのだそう。反対に、仕事をしていない女性とは仕事の苦労を共有できないため、自分には合わないのではないかと感じている様子。曰く、高収入の女性を評価しない男性は自分に自信がないのではないかとのこと。
●そもそも男性は女性の年収をあてにしないもの？
その一方で「男はそういうものだと思う」という女性回答者のルルさんは、結婚相手の男性よりも倍以上稼いでいたときでも、収入をあてにされるどころか給与の話すら出たこともなかったという自身の体験を例に挙げ「本気でその女性が好きなら年収など気にしないのが男気のある男性」と感じているようです。曰く、そうした考えを持つ人は女性よりも男性に多いそうで「相手の年収を気にする人」のうち「自分で稼げない人＝情けない人」であり、「稼げているのに気にする人＝正直に言えばとても卑しい人」との持論を展開しています。
さらに「男性は男性の年収を評価しているのか？」と投げかけるツォータンさんによれば、男性がそもそも男性の年収を「人間としての評価」としては見ていないのではないかと感じているようです。「清貧」という言葉があるように、男性とはバイトで生計を立てつつ夢を追いかけ続ける格闘家や漫画家、ミュージシャンに憧れの感情を抱くもので「多かれ少なかれ、男性にはそういう部分がある」と結んでいます。仕事や収入に関しては男性の方がロマンチストで、女性の方がよりリアリストといえるのかもしれません。
●妻が夫の年収の○割以上稼ぐと離婚率が…
「妻が夫の３分の２以上稼ぐと離婚率が高くなる」といったデータが存在するというナズナさん。なお『ホンマでっか！？TV』（フジテレビ系）では「妻の年収が夫の75％だと離婚率が最も低い」といった趣旨の話題が取り上げられたようですが、実際に友人のケースでは、夫が良い顔しないため収入を減らしたという事実があるのだそう。
しかし、北欧在住のこけももさんによれば「二馬力が当たり前（そうでないと生活できない）なので、女性が稼いでるとモテますよ」とのことで「家庭にはいっていいお母さんになりたいの」なんて言うと、周りの人にドン引かれてしまうのだとか。女性の経済力をどうとらえるかは、その土地の社会的な背景によって大きな違いがあるようです。
●男性が結婚相手に求めるものは
gooランキング「婚活女子必見！結婚相手に求めることランキング（男性編）」では、１位に《やさしさ》、２位に《家事の能力》、以下《育児への意欲》、《自分の仕事への理解》、《自分の趣味への理解》… と続いており、《安定した仕事》は20位にランク･インしています。ダブルインカムの夫婦が増えつつある中、経済力のある女性を頼もしいとみる男性の意見もあるものの、必ずしもそれだけを重視するわけではなく、結婚相手を選ぶ上ではむしろその他の要素の比重が大きくなるといえそうです。（熊）
婚活女子必見！男性が結婚相手に求めることは
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「年収・学歴は高い方」というsumomoさんも、結婚市場では必ずしも高く評価はされないと実感している一人。曰く、男性の仕事や収入などを重視する女性が多いのに対して、男性の場合は仕事や収入より若さや性格を重視する人も多く、条件が一点に集中しないのではないかと推測しています。女性の収入が多いと経済的に楽になる分、一緒に過ごす時間が減ったり、忙しくなって家事の負担が増えたりといったデメリットもあり、それをどのようにとらえるかは男性によって異なるようです。
経済力のある女性を「もちろん評価します」というでんしさんは、バリバリ働く高収入のキャリアウーマンに、より魅力を感じるのだそう。反対に、仕事をしていない女性とは仕事の苦労を共有できないため、自分には合わないのではないかと感じている様子。曰く、高収入の女性を評価しない男性は自分に自信がないのではないかとのこと。
●そもそも男性は女性の年収をあてにしないもの？
その一方で「男はそういうものだと思う」という女性回答者のルルさんは、結婚相手の男性よりも倍以上稼いでいたときでも、収入をあてにされるどころか給与の話すら出たこともなかったという自身の体験を例に挙げ「本気でその女性が好きなら年収など気にしないのが男気のある男性」と感じているようです。曰く、そうした考えを持つ人は女性よりも男性に多いそうで「相手の年収を気にする人」のうち「自分で稼げない人＝情けない人」であり、「稼げているのに気にする人＝正直に言えばとても卑しい人」との持論を展開しています。
さらに「男性は男性の年収を評価しているのか？」と投げかけるツォータンさんによれば、男性がそもそも男性の年収を「人間としての評価」としては見ていないのではないかと感じているようです。「清貧」という言葉があるように、男性とはバイトで生計を立てつつ夢を追いかけ続ける格闘家や漫画家、ミュージシャンに憧れの感情を抱くもので「多かれ少なかれ、男性にはそういう部分がある」と結んでいます。仕事や収入に関しては男性の方がロマンチストで、女性の方がよりリアリストといえるのかもしれません。
●妻が夫の年収の○割以上稼ぐと離婚率が…
「妻が夫の３分の２以上稼ぐと離婚率が高くなる」といったデータが存在するというナズナさん。なお『ホンマでっか！？TV』（フジテレビ系）では「妻の年収が夫の75％だと離婚率が最も低い」といった趣旨の話題が取り上げられたようですが、実際に友人のケースでは、夫が良い顔しないため収入を減らしたという事実があるのだそう。
しかし、北欧在住のこけももさんによれば「二馬力が当たり前（そうでないと生活できない）なので、女性が稼いでるとモテますよ」とのことで「家庭にはいっていいお母さんになりたいの」なんて言うと、周りの人にドン引かれてしまうのだとか。女性の経済力をどうとらえるかは、その土地の社会的な背景によって大きな違いがあるようです。
●男性が結婚相手に求めるものは
gooランキング「婚活女子必見！結婚相手に求めることランキング（男性編）」では、１位に《やさしさ》、２位に《家事の能力》、以下《育児への意欲》、《自分の仕事への理解》、《自分の趣味への理解》… と続いており、《安定した仕事》は20位にランク･インしています。ダブルインカムの夫婦が増えつつある中、経済力のある女性を頼もしいとみる男性の意見もあるものの、必ずしもそれだけを重視するわけではなく、結婚相手を選ぶ上ではむしろその他の要素の比重が大きくなるといえそうです。（熊）
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