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何がいけない?男性の草食化

2011年08月05日 11:30  gooランキング

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最近の若い男性は草食化しているといわれていますが、実際のところはどうなのでしょう。25~39歳の男性を対象に行った『CREA』(文藝春秋)のアンケート「草食男子は増えたと思う?」では「Yes」と回答した人が58.0パーセント、「No」が42.0パーセントで、6割近くは「草食男子が増えている」と感じているようです。そうした男性の特徴として「同郷婚現象」や自分の家族が大好きで晩婚化する「ファミコン男」が増えているという関連トピックも。そんな男性の「草食化」が何かと注目される理由、問題視される理由について探ってみました。

●男性が草食化して困るのは誰?

発言小町のトピック「男性の草食化ってそんなに困ること?」は、男性の草食化が問題視されていることに疑問を投げかけるKyllinさんからの投稿。モテないわけではないが積極的ではない草食男子が増えているといわれているものの、実際はイケメンや会話上手なモテる男性は相変わらず肉食系で、単にモテない男性が諦めて草食化しているだけなので、多くの女性には関係ないのではないかという相談者。これに対し、回答者からは賛否両論さまざまな意見が寄せられました。

男性が草食化したら困るのは誰か? モテない男性が恋愛をあきらめると女性が余ってしまうのではないかというアラフィフ既婚女性のうふふさんは、男性が草食化することで男性は困らなくても女性が困ると感じているようです。男性が社会的信用を得るために結婚していた時代とは違い、「草食系だから結婚しない」といえば誰も強要しない現代では、自分から行動する男性が減り、結婚したい女性は婚活をせざるを得なくなったとのこと。

●草食系にもいろいろある、みんなのイメージは

「草食系にもいろいろいる」というマリーナさんは、「高くて買えないので肉を食べる事をあきらめた人」もいれば「肉が嫌いなワケじゃないけど、美味しい肉が見当たらないから草を食べる人」もいて、中でも最も多そうなのは「草(趣味等)が大好きで、むしろ積極的に草を食べたい人」ではないか、と持論を展開しています。

一方、自身も女性へのアプローチが下手で「女?興味ないね」と強がっているタイプだったという30代既婚男性さんは、自らの経験を元に次のように分析しています。男性はアプローチの上手下手でモテ具合が分かれるものの、近年はアプローチ下手な人が増えたためにひとくくりにする言葉として草食系という言葉を使っているのではないか、またアプローチされない女性も同じく強がるために草食系という言葉を利用しているように感じているのではないか、と感じているとのこと。

また、世の中には男が溢れているにもかかわらず、未だかつて草食系男子に会ったことがないというアントワネットさんも、「男性の草食化」はモテない女性の言い訳に過ぎず、モテない自分を正当化するための「新しい合言葉」だとバッサリ。

●草食系と肉食系、好印象なのは

では女性は、肉食系と草食系、それぞれのタイプにどのようなイメージを持っているのでしょうか。「草食って嫌な言葉なの?」というサラダさんは、「ガツガツしてなくてクールでカッコいいイメージですが、男の人は草食系って言われるの嫌なんですかね?」と、むしろ褒め言葉に近いニュアンスで受け取っているようです。

また、「経済活動の刺激という視点では、モテようと励んでいる肉食男子のほうがデート、プレゼント、ファッション、娯楽や交通に財布を開いている機会が多いと思います。善悪とか優劣とか決めつけをするつもりはありませんが肉食男子くんも応援してあげたいなと思う40代です」(甘党さん)という意見も聞かれました。

「草食系男子」のとらえ方は人それぞれのようで、そうした男性を好意的に見ている人もいる一方で、増加傾向にあることを問題視している人もいるようです。また、恋愛が苦手な人が都合の良い言葉として利用しているだけという見方もあり、その実像にはあいまいな部分もあるといえそうです。

最近では「クリーミー系男子」に「ロールキャベツ男子」、「アスパラベーコン男子」に「ドリル男子」など、男性の特徴を食べ物やモノにたとえたさまざまな言葉が生まれていますが、みなさんの周りにはどんなタイプの男性が増えているでしょうか。(熊)

「草食男子」が彼女を作らない理由


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