職場でどんな話をしている？

ランチタイムや休憩時間に困ることといえば会話のネタ。家族や恋人のこと、テレビ番組の話題、最近できたお店の話などが挙げられますが、毎日のように顔をあわせるとなるとネタも枯渇気味に。目新しいことが泉のように湧き出ることもなく、同じ話を何度もしたり、噂話や悪口だったり……。そこでみんなはどんな話をしているか調べてみました。

●意外と難しい“無難な会話”

発言小町「職場でどんな話をしますか？」

職場の同僚と毎日のように顔をあわせることもあり、ランチや休憩中の会話に困ってしまっているというhanikamiさん。「職場自体が詮索しない、プライベートを明かさない雰囲気がある中での会話です。どうしても職場の他の人の悪口に花が咲き、これこそ中身がないよなぁなんて思う日々です」そこでみんなは普段会社でどんな話をしているのか、具体的な内容を募っています。「わたしも最近そのことにストレスがたまります。ずっと同じ人で2人でいるため、話すこともない時は無理して話題を作ったりすることに疲れてしまいます」と同じ悩みを持っているのはまりっぺさん。黙々と仕事に集中するのが得策とは思いつつも、実際は手が空いた時間などに会話をしなければ場が持たないことも。こうした悩みを持っている人は意外と多いのではないでしょうか。

「職場ではくれぐれもプライベートを詮索せず＆させず。当たり障りのない会話が正しいです」という雪んこさん。当たり障りのない会話とは「その会話がどこで誰の耳に入ろうとまったく問題のない話」ということ。食べ物やニュース、芸能人などワイドショーネタが無難とアドバイスしています。

「某専門職の派遣で、あちこちの職場に行きましたが、詮索しない、プライベートを明かさない職場が多かったです。30代だからかもしれませんが、悪口もいいませんでした」というにこにこさんからはすぐに役立ちそうな具体的なネタが寄せられていました。

・天気の話（盛り上がりはしないけど、無難）
・読んだ小説や見た映画の話（わりと盛り上がる）
・最近食べた、作った美味しい料理やお店の話（無難で盛り上がる）
・家事の話（手のぬき方とか、効率的な方法とか）
・占い（信じてないけど、読んであげると盛り上がる）
・旅行の話（どこに行きたい？といった瞬間から頭の中だけ海外へ）
他にもスキルアップや健康の話題など沢山のネタが挙げられていました。毎日が家と会社の往復という忙しい職場ほど話題に困る傾向にあるようです。

●時代と共に職場の雰囲気にも変化が

「私もここ１０年ほど前から、親子兄弟や近所、職場での雑談というか会話が極端に少なくなってきたように感じます」というのは今年定年退職を迎えるという小夜時雨さん。若い頃はスポーツや趣味、家庭のことなど雑談はよくしたのだとか。職場のレクリエーションも行われ、職場にも活気が溢れていたのだそう。「それが今はどうでしょうか。目と指があれば何でも情報が得られる時代です。無縁社会というか人との係わりが面倒臭いのか、殻に閉じこもった心寂しい世の中になってきているように感じられます」

社員旅行やレクリエーションが盛んだった頃と比較すると、人間関係が希薄になりつつあるのかも。時代と共に職場の雰囲気も様変わりしているようです。「人への思いやりや感謝の気持ちだけは忘れないでほしいですね」と環境が変わっても付け加えています。朝礼のスピーチの話題と並んで困るのが無難な会話。プライベートで友人と話すような会話をするわけにもいかないのが職場の特徴。意外と難しい当たり障りのない無難な会話、みなさんはどんな話をしていますか？（幸）

サマータイム導入、アフター4は？


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