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女子校出身は生きづらい?

2011年07月10日 11:30  gooランキング

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gooランキング「本当かどうか気になる女子校のウワサランキング」によると、1位《女子グループの派閥争いが絶えない》や2位《モテる女子にはラブレターなどが届く》など、女子校に関するウワサが多数飛び交っていますが、実際はどんな学生生活が繰り広げられているのでしょうか。女子のみぞ知る秘密の花園、女子校の実態について調べてみました。

●嫉妬、トラブル…女子校のイメージと実際は?

発言小町「女子校っていいなあ!(駄)」

男女共学の高校から女性比率の高い大学へ進学したtotoさん。入学前は、女性が沢山いる環境に対し、ドロドロした人間関係が横行しているイメージを抱いていたものの、実際に経験してみると想像を覆すほどの楽しい毎日。共学だった高校時代を振り返ってみると「男子の性格の悪さ・女子以上の僻み根性のすさまじさ・男をめぐる女同士のトラブルなどなど、あんまり良いとは言えたものではありませんでした…」と女子校に進学をしなかったことを後悔するほど。そこで女子校出身者から体験談を募っていました。

「周りの目を気にしなくていいぶん楽でしたね。ただ男を見る目は養われない(笑)」(tokyoさん)

「入る前はイヤイヤだったけど、入ってびっくり。本当に気楽な3年間でした。他人が何やろうが、関係ないわ、私は私の好きなようにやるから、という子ばっかりで。カラッとしてました。(しすぎだったかも)」(minminさん)

「私の高校はドロドロした女の世界そのものでしたよ男がいない分、異性関係のトラブルや嫉妬はなかったですけど。あー女の世界ってこんな感じなんだ!と学んだ場所です(笑)」(アイスクリームさん)

「男の目があるのとないのとでは大違いです。あまり少数だと不当に値踏みされてしまったりしますが、いた方がいいかも…と思う女子校出身者です」という女子校5年さん。夏はスカートを持ち上げてパタパタと仰ぐなど、随分とあけっぴろげな生活だったそう。しかし、人間関係がうまくいっている時は楽しいものの、少しバランスを崩すとドロドロ……。陰口も女が3人集まれば始まることも多かったとか。しかし投稿の多くはランキングにあるような人間関係は少なく、楽しい学校生活を送ったとの声が多くみられました。さらに、生まれ変わっても女子校に通いたいという意見も寄せられるほど。しかし、ある投稿者からは問題は別のところにあるとコメントが寄せられていました。

●女子校は楽しい!でも……

中高一貫の女子校に6年通っていたかつての茶道部員さんによると、学校生活はいじめもなくさっぱりとした雰囲気で過ごしたものの、問題は卒業後にあるとしています。「女子校在学中でも、他校の男子と健全に(?)お付き合いしてたようなコたちは良いんですよ」と、自分を含め周囲の友人らは6年間「家族・親戚以外の年の近い異性と言葉を交わした事もない」という状況が続いたのだとか。女子大へ進む人が多く、社会に出ても未婚、彼氏なしの状態が続き、「彼氏いない歴=年齢」という人も多いそう。さらには「男性への免疫がないが故にちょっと優しくされただけで舞い上がってしまい、だめんずに散々苦労するパターンも。(過去の私を含みます…恥)」と、人によっては恋愛面において苦労を強いられることもあるようです。

『女子校育ち』(筑摩書房)の著者である辛酸なめ子氏は、中高一貫の女子校出身。また祖母や母、姉妹、叔母も女子校という筋金入りの家系。その経験を元に著書では、知られざる女子校の実態が綴られています。「WEB本の雑誌」BOOK STANDのインタビューに、「同性を敵に回さないような技術は、女子校だからこそ身についたような気もします。『生きづらそう』と思われるかもしれませんが、得たものは大きいですね。ただその代わり、『女子校育ち』は異性との距離感をつかむのがヘタ」と指摘。恋愛対象ではなくても、異性との距離感に頭を悩ませることもあるようです。冒頭のランキングにあるイメージとは乖離していることが明らかになった一冊、出身者にしかわからない学園ライフ、本を通してのぞいてみては?(幸)

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