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食べ物の好き嫌いが多いのはワガママ?

2011年06月24日 11:30  gooランキング

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学校給食で出るたび苦手なのに残せず苦労した食べ物、誰にでもひとつくらいはあるもの。それを大人になって克服したという人もいれば、今なお苦手なままという人も少なくないのでは? gooランキング「苦手だったけど、克服した野菜は?」では、《未だ克服できず…》が1位にランク・イン。しかし、外食中あからさまに端に寄せて残したり、食べられないことを他の人に伝えたりするのは気が引けるものではないでしょうか。そんな「大人の好き嫌い」みなさんはどう付き合っていますか?

●わさびが食べられないのは「お子ちゃま」ですか

子どもに限らず、大人にも食べられない人が少なくないというワサビ。全国展開の回転寿司チェーン「くら寿司」は、全皿サビ抜きで提供し、好みで備え付けのワサビをつけるという形式を取っているのだとか。2010年の毎日新聞では、これを「若者のワサビ離れ」として掲載していますが、「寿司にワサビは当たり前」という感覚にも変化が現れつつあるのかもしれません。教えて!gooにも、そうしたワサビが苦手な相談者から質問が寄せられていました。

・「いい歳してワサビが苦手」

ワサビが苦手な26歳の男性。回転寿司でサビ抜きを注文したところ、大将に「大人の男でワサビ食えないやつなんていないよ~」といじられてしまい、恥ずかしい思いをしたのだそう。そこで、接待で寿司屋に行って部下がサビ抜きを注文したら叱るか、また彼氏が「サビ抜きで」と言ったら恥ずかしいかと問いかけたところ、回答者からさまざまな意見が寄せられました。

・「全然気にすることないです。ボクから言わせれば、タバスコ持ち歩く人のほうが変だと思います。刺激物は身体に合う人会わない人があって当然」(yoyoyo41さん)

「26歳でワサビが苦手、いっこうに問題ないと思います。誰にだって苦手なものはあります。大将のセリフは、冗談で言ったものでしょう。冗談は冗談として受け止めてください。『そうなんですよー、どうにも苦手でねぇ』くらいに受け流しておけばいいことです」(daibutsudaさん)

・「まず必要なのは、何か切り返せる台詞を考えることでしょう」(K-1さん)

多くの回答は「全く気にすることはない」というもので、大将の一言はジョークとして受け止め、一枚上を行く返しができるくらいの余裕を持つようアドバイスする意見も聞かれました。また、女性の回答者からは次のような声が寄せられました。

・「私の先輩にも、辛いの苦手な男性いますよ。先輩に失礼だとは思うのですがかわいい!って思ってしまいます。私は、女心をくすぐるいいネタ(?)だと思いますよ」(Miki3548さん)

・「彼氏がサビ抜きでも、全く問題ありません。ただ、仕事の接待になると少し考えが違います。接待ともなれば、会社を代表して相手の人と会うわけですから、自己主張をするよりも安全パイで出された物をそのまま食べるのがいいかなぁと思います」(pyokonさん)

女性にとっては、彼氏がワサビを食べられないことはマイナスに映るどころか「可愛い」と思われることもあるようです。一方で、接待などの場では柔軟に受け入れるのがスマートとされることもあるため、そういうケースに備えて多少は慣れておくことも必要かもしれません。

●食べられない物が多いのはワガママ?

発言小町「食べられない物が多いのは悪いこと!?」は、好き嫌いが多いことについて、友人に「社会人にもなって、あれが嫌い、これが食べられないと行ってるのは恥ずかしいと思わないのか」と言われてしまったという相談者からの質問。「好き嫌いが多いのは他人よりも食べ物に対するこだわりが強いだけ」という相談者に対し、「アレルギーがあり食べられないならわかりますが、それ以外はワガママですね」(ねこさん)、「周囲の人を困らせている自覚を持って」(けっこさん)など、回答者からは厳しい意見が寄せられています。

・「確かにアレルギーとか宗教上の理由以外で食べられない物が多いのは印象がよくないです。昔、上司が料理の中のピーマンを細か~く分けて食べてるのを見た時、子どもかよって思いました。お行儀も悪い」(うまさん)

大の大人が嫌いな食べ物を選り分ける姿は行儀が悪く、子どもじみた行為であると感じる人は多いようです。また、好き嫌いが多い友人の好みに合わせて店を探すのは大変であるため、自分から店を探して提案すると良いのではとの意見も聞かれました。一方で、次のような回答も。

・「食べ物に関しては日本では皆同じじゃないとダメのようです。とにかく、何でも食べられる人が良いことになっています。その価値観が幅を利かせています。私は個人の自由/選択が尊重されるべきだと思っているのですが、少数派だと感じているなら、相手に気を遣わせない配慮は必要かと思います」(ルラさん)

好き嫌いをワガママと見なすのは日本に根付く価値観によるものという回答者。好みは人それぞれでも、他人と一緒に食事をする場でその部分を強調しすぎるとワガママを言っていると思われてしまうことも。他の人と外食する際は、あらかじめみんなの要望も聞いた上で、自分も食べられるものがある店を率先して探すなどして、周りへの気遣いを忘れないようにすることで、トラブルは回避できるかもしれませんね。(熊)

苦手だったけど、克服した野菜は?


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