電車で隣の人が寄りかかってきたらどうしますか？

通勤などで電車を利用する際、みなさんは主に何をして過ごしますか？ gooランキング「公共機関を利用する通勤の時の暇つぶしランキング」によると、１位の《本を読む》に続き、２位に《寝る》がランク･イン。電車に揺られてウトウトするのは心地良く、気が付いたら隣の人の肩を借りていた… なんてこともあるもの。しかし、自分が寝ているときは周りが気にならないものでも、隣の人がゆらゆら揺れたり自分の方にもたれかかったりすると気になって仕方がないという人は少なくないのでは？ そこで、寝ている人が寄りかかってきたときどのように対処しているのか、みんなの声を探ってみました。

●押し返す？身を引いて避ける？もたれる人の対処法

発言小町のトピック「電車で隣の人が寝ていて寄り掛かってきた時どうしてる？」は、「そのまま動かずにその人を起こさないようにじっとしている」という投稿者からの質問。傾いてきた人を振り払う人を見ると、肩ぐらい貸してやればいいのにと思うというトピ主の双子のトマトさんは、自分が振り払われてショックを受けたことがあるとのこと。

これに対し、「自分も時々寝てしまうので」（あっきさん）や、「子どもや女性だったら、重過ぎなければ大概そのまま」（もたもたさん）など、そのままにしておくという意見も聞かれたものの、多くは「知らない人に肩を貸したくはない」という意見でした。「押し返しちゃいます」（こなっつさん）、「十分に寄りかからせておいて、こっちに体重を預けたなと思った瞬間にサッと避けます」（通りすがりさん）など、迷惑に感じていることを行動で示し、寄りかかれないようにするという方法を取っている人は多いようです。

しかし、寝ている相手をあからさまに押し返したり、身を引いたりしてガクっとさせるのはいじわるをしているようでもあり、自分も周りの人もあまり気分の良いものではないはず。そんな場合は「トントンとして『ちょっと重いです』と言っています」（えびちり辛いさん）のように、起こして気付いてもらうのが親切な方法といえそうです。また、度が過ぎる相手にはこんな対処法も有効かもしれません。

・「私・おじさん・若い男の子の順で座っていたのですが、勢いあまっておじさんがガクーンと男の子のひざの上に倒れていったんです。すると男の子。弾き飛ばすかと思いきや、凄く冷静な声で『ちょ、おっさん、おっさん。眠いのは分かるけど、人に迷惑かけんなよ』と。素直に伝えるのが本当は一番いいんじゃないか、と思いました」（snoozerさん）

大勢の人が乗っている電車の中で他人にはっきりと物事を伝えるのはなかなか難しいものですが、トラブルを避けるにはベストな手段といえそうです。

●肩を借りた人、貸した人の珍エピソード

隣の人の肩を借りた経験のある回答者から、ちょっとうらやましいようなエピソードが寄せられていました。

・「通勤時に、半年ほど同じ方に肩を貸してもらったことがあり、それはありがたいなぁと思っています。（その人の隣がいつも空いていて、その人も振り払わずにいてくれたんです。で、ダウンジャケットを着ていたので、寝心地もよかったです）友人間では『枕の人』と呼んでました。世の中には心の広い方もいるもんです。この場をお借りして、お礼申し上げます」（踊り場ダンサーさん）

一方、隣の人に勝手に肩を使われてしまった回答者からは、こんなエピソードも。

「電車の中で、隣に座った和服姿のおばちゃんに、いきなり私の肩にハンカチを敷かれ、何の挨拶もなく枕代わりにされました。あっという間に大いびきをかいてハンカチはよだれだらけ、結構混雑した電車で動きも取れず災難なんてものじゃなかった」（あっきーさん）

寄りかかられて不快に感じるかは、そのときどきの情況や相手の様子にもよるものかもしれません。他人と体が触れ合うほどの距離になる乗車時。互いに快適に過ごすため、自分が迷惑だと感じるような行為はできるだけ避けたいものですね。（熊）

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