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ダンシャリアンに学ぶ断捨離の仕方

2011年04月25日 11:22  gooランキング

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クローゼットの奥には似たような服、玄関には何年も履いてない靴が、いつか使うかもと紙袋や空箱がたんまり。気がつけば部屋がモノであふれていませんか? 昨年からブームを巻き起こしている断捨離。不要なモノを整理することで部屋はもちろん、心までがスッキリするという断捨離に注目をしてみました。

●そもそも断捨離って?

断捨離の提唱者はクラター・コンサルタントのやましたひでこさん。ヨガを通して知った心の執着を取り除く「断行・捨行・離行」という哲学を元に、独自の研究を重ねて編み出したメソッド。著書も15万部を突破するほど、主婦層を中心に支持を集めているようです。

●断捨離の効果とは?

日経ウーマンオンライン『2011版「捨てる!技術」』ではダンシャリアンたちのビフォーアフターを紹介しています。「いつか使うかもしれない」「やせたら着る」などと理由をつけて溜め込んだモノ。しかしこれはモノ軸で捉えていることになるのだとか。断捨離の基本は自分軸で考えて必要・不要の判断を下すもの。例えば思い出の品が多い人は過去にとらわれている証だったり、買うだけで満足した参考書からは知識への憧れに執着していたなど、改めて部屋のモノを見直してみると無意識のうちに何かに執着していたことを知るきっかけにもなっているようです。

他人に判断を委ねるのではなく、自分軸で考えるクセがついたことで思わぬところに変化が生じたという人も。中でも印象的なのが、持ち物のほとんどを整理した途端に彼氏ができ、結婚へと進展したというエピソード。いままで男性に対して収入や年齢などを重視していたのに、断捨離を継続したことで楽しさや安心を求めるようになるなど、大きな心境の変化があったのだそうです。この体験談にやましたさんからは「持っているモノは自分自身の投影。断捨離はモノを捨てることで、自分の“しこり”やコンプレックスに気付き、そこから自身を解放させるトレーニングです」とアドバイスが寄せられていました。またなんでもかんでも捨てればいいというわけではなく、「これがあると元気になれる」という大切なものは残すなど、どこまでも自分軸。部屋の整理をしながら自分の気持ちとも向き合えるようです。

●すぐにできるプチ断捨離

断捨離と聞きなれない言葉に、大掃除のような大掛かりなことを想像してしまいがちですがすぐにできることもたくさん。X BRND LIFESTYLEでは気軽にできるプチ断捨離を紹介しています。まずは財布の中。残念なことにお札よりも枚数が多いレシートに加えて、あらゆる店のポイントカード。出番がないクレジットカードでパンパンになっていませんか? レシートはこまめに捨てる、ポイントカードは頻繁に通う店に厳選するなどすると驚くほど薄くなっています。他にもごちゃごちゃとしたバッグの中身、つかわないアイテムが入ったままのメイクポーチ。職場でも同様にデスクまわりに引き出しの中、PCならば過去のメール、保存データに果てしない数のブックマーク、ケータイの電話帳に有料サイトもそう。見直しが必要な断捨離ポイントはまだまだあるようです。やましたさんのアドバイスによると、『「今の自分に必要なものは何か?」だけでなく、「なぜ私はこれを持っていたのか?」も考えると自分の隠れた願望や不安が見えてきます。イザというときが来ても不足を楽しめる心持ちでいると生活は楽になります』としています。

もうすぐやってくる大型連休こそじっくり腰をすえて断捨離に取り組めそうです。ゴールデンウィークを断捨離ウィークとして過ごすのも手かもしれませんね。(幸)

すぐにできるストレス解消法


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