トップへ

ツイッターで信頼失うつぶやきとは

2011年04月15日 11:22  gooランキング

gooランキング

東日本大震災から一ヶ月が経過。この震災を機にツイッターの効果や影響力の大きさを改めて認識した出来事も多かったのではないでしょうか。ネット上のサービスとはいえ、企業、個人、匿名と参加の仕方はまちまちでも、人と人とのつながりで成立するもの。今回は特に安否確認や原発、被災地の状況など震災に関する情報が多く飛び交いました。中にはツイッターが効果を発揮して被災地に物資が届けられたというケースやその反対に伝播力の大きさを甘くみていたがために炎上したケースもみられます。そこでつぶやきで信頼を失わないために気をつけることについて調べてみました。

●企業ツイッターの失敗……。

PRESIDENT Online『「仕事ツイッター」のやってはいけないこと』では恐るべき伝播力を持つツイッターの落とし穴について指摘しています。自社のフォロワーに限らず、無差別に検索してヒットしたユーザーへ宣伝ツイートを送ってしまったケースをもとに紹介しています。「相手が自社のフォロワーに限られていればよかったのだが、無差別に検索したことからフォロワー以外のユーザーにも送ってしまい、ツイッターのマナーにもとる行為だと騒動になった」と無関係なユーザーまでもを敵にまわした事例が紹介されており、流行のメディアだからと軽いノリで、ツイッターにおけるマナーを無視した行動は失敗の元としています。予想をはるかに上回る伝播力におののいても後の祭り。流出した情報をすべて削除することは難しいもの。今まで築き上げた信頼も一瞬で台無しになってしまいますから、マナーをふまえた上で多少の緊張感をもって言葉を選んでいきたいものです。

●モテないつぶやきとは

企業や著名人が大きく注目を浴びていますが、個人も気軽に参加できるのがツイッターのいいところ。しかし知人が中心という個人レベルでも、こんなつぶやきは嫌われてしまうようです。Gainer5月号(光文社)「あなたのココがズレている」ではツイッター上のやりとりで信頼を失ってしまった具体例を紹介しています。まずはネガティブをはるかに越えた悪口ツイートのオンパレード「ネガティブつぶやき男クン」。フォロワーや上司などを名指しで中傷する内容を平気でつぶやいてしまうケースには、フォローどころかリアルな付き合いでも距離を置きたくなってしまうという声が挙がっているようです。当人同士を知らないフォロワーだとしても、度を越えた悪口ツイートは見ているだけで不快感をあたえてしまうものかもしれません。ほかにも「自分ってカッコイイ」などとナルシストを連発する「ナルシストつぶやき男クン」や、ツイッターを利用してナンパを繰り広げる「つぶやきナンパ男クン」と女性がフォローを外したくなるケースを紹介しています。

最後に「ツイッターは『つぶやき』なだけに、その人の人格をくっきり浮かび上がらせてしまうもの」と警鐘を鳴らしています。その人がどんな言葉を選んで何を発するのかを、見ていないようでいて実は見られているもの、自分が思っている以上に悪い印象を与えてしまうケースは多いよう。フォロワーどころか大切な友人や恋人からの信頼を失うようなつぶやきは避けたいものですね。たった140文字と軽く考えがちですが文章は短いほど難しい……。(幸)

気が滅入ったときの気分転換方法


gooランキングのおすすめコラム
実はそれ、逆効果ですよということ
参加したくない…「女子会疲れ」の実態
座りっぱなしが原因の頭痛、対策は?