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火や電気を使わない節電レシピ

2011年04月08日 11:22  gooランキング

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4月末頃に終了が予定されている東京電力の計画停電は、夏以降の電力需要増加に伴い長期化が避けられないとの見方が強まっているようです。供給エリアの一都八県では、ピーク時の電気の使用を控えるよう呼びかけがされていますが、炊事の時間帯をずらすなどして節電を心がけている人も多いのではないでしょうか。そこで、家庭での調理時に役立つ節電レシピについて探ってみました。

●電気も火も使わないお手軽レシピ

レシピの投稿サイト「レシピブログ」では、電気や火を使わない調理法が募集されており、ユーザーからは缶詰を使ったアイディア料理などが投稿されています。ブログ「彩色食材 I Love to Create」のRUNEさんは、火を使わない缶詰料理「オイルサーディンの酢漬け」を紹介。缶詰いわしのオイル漬けにオリーブオイルやハチミツ、レモン汁、調味料を合わせたドレッシングをかけ、みじん切りのにんにくをトッピングすればできあがり。チャパタに乗せるとワインともよく合う立派なオードブルに。ホームパーティなどのレパートリーとしても覚えておきたい一品です。

また、「Hush-Hushのおいしいレシピブック」のHush-sanは、火も電気も使わないレシピ「焼かないクッキー」を紹介。生おからを主原料とし、炒り玄米粉やみりん粕を加えてレーズンを混ぜ込んだ体にやさしいおやつ。生地を平たく丸め、半日ほど乾燥させると出来上がるのだそう。焼いたクッキーとはまた違った食感が楽しめそうです。

●火や電気を使わずに作れる主食レシピ

プロが提案するレシピサイト「フードソムリエ」には、火やガス、電気を極力使わない節エネレシピが紹介されています。料理家の宮代眞弓さんのレシピ「太揚げ麺のサラダランチ」は、ガールスカウトキャンプでの経験を生かした、野菜たっぷりのボリューム満点レシピ。すべての材料をビニール袋の中で混ぜて調理するため、ボールなどの調理器具がなくとも作れるのがポイント。

●省エネクッキングのコツは

3月23日付けの読売新聞「『省エネ料理』のコツ 小さく切り、加熱短く」には、電気や水、ガスが十分に使えない場合に役立つ省エネ料理の調理法が紹介されています。鍋ひとつで作れるスープパスタは、麺を別の鍋でゆでずに直接入れるのがポイント。また余熱で作るジャガバターや乾物を使ったサラダも紹介されています。これらのレシピのコツは「調理時間を減らすこと」とあり、食材を細かく切ったり鍋にフタをしたりすることで火が通りやすくなり、また調理する鍋の数を減らすことで洗い物が少なくて済むので節水につながるのだそう。

これらのレシピを参考に、節電を心がけつついつもとは違った調理法に挑戦してみてはいかがでしょうか。(熊)

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