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災害時に役に立つ代用品のアイデア

2011年03月31日 11:22  gooランキング

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災害などで必要なものが手元になかったり、物資が十分に行き届かなかったりした場合、身近なもので代用できるものもあるようです。いざというときに備え、知っておくと役に立つ代用品のアイデアを探ってみました。

●ビニール袋、新聞紙、ハンガー…身近なもので代用

NAVERまとめ「役に立つ、身近なモノから作れる代用品のアイデアまとめ」には、さまざまなアイデアが紹介されています。このうち何件かは、岐阜大学工学部の高木朗義教授監修のもと作成されたサイト「遊びの中で学ぶ 防災サバイバル―君は4日間生き延びられるか―」からの引用。同サイトには、新聞紙やビニール袋、カーテンを防寒具代わりに暖を取る方法や、レジ袋と板やダンボールを使って靴を作る方法、ハンガーとアルミホイルでフライパンを作る方法などが紹介されており、目的別、道具別で検索できるようになっています。

「携帯電話で簡易ランタン」はギズモード・ジャパンからの引用。これは画面の広い携帯端末の液晶ディスプレイを白い壁紙にし、コンビニ袋に入れて首からさげると懐中電灯の代わりになるというもので、Twitterで拡散されたアイデア。暗がりでむやみにライターを使用するのは危険を伴うため、こうした身近なものを活用した安全な代用アイデアは有効といえそうです。

また、Techinsightには「きれいな水を溜める容器の代用方法」が紹介されています。こちらは、掃除用のバケツやダンボール箱にポリ袋を広げて水を溜めるという方法で、水漏れが心配なら浴室、台所のシンクに置くのが良いとあります。実際に阪神・淡路大震災で被災した人が実践し役立った方法とのことで、給水車が来ても水を入れる容器がなく不便を強いられた断水中に思いついたアイデアなのだそう。

実際の災害時の状況をイメージしつつ、これらの方法をシミュレーションしてみるのもいいかもしれません。

●防災袋に常備しておくべきものは

災害時にすぐに持ち出せるよう、非常袋に常備しておくべきものは何でしょうか。総務省消防庁のサイトによると、最低必要なものとして「印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、FM文字多重放送受信機能付ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水」が挙げられています。市販の非常袋を持っている人は今一度中身の確認を。賞味期限切れの食品や水が入ったままになっていないか、定期的にチェックをするのをおすすめします。(熊)

いざというときに備えておきたい防災グッズとは


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