節電中のオフィス、簡単にできる寒さ対策は

東京電力の供給する１都８県で計画停電が実施される中、自宅やオフィスでは積極的に節電が行われている模様。日中は照明を使わないようにしたり、トイレの暖房便座の電源をオフにしたりとできることはたくさんありますが、暖房器具なしではまだまだ寒さが気になってしまう季節ではあります。冷え込むオフィスでコートやマフラー、手袋を着用したままデスクに向かっているという人も少なくないのではないでしょうか。そこで、暖房器具を使用しなくともオフィスで暖かく過ごせる方法について探ってみました。

●タオルを使った、あったかチェアの作り方

ナナピ「オフィスでできる節約型の寒さ対策」には、節電中でも有効なタオルを用いる方法が紹介されています。座面と背もたれにタオルを巻きつけると、タオルに含まれた空気が温まって体もホカホカするのだそう。２枚重ねて巻くのがコツとあり、座布団自体にタオルを巻いて使用するのもオススメのようです。

また、オフィスで着用する衣服にもひと工夫を。足元や腰まわりの冷えには、ひざ掛け、ハラマキなどを活用するのがよさそうです。また、体の中で温められた空気が「煙突効果」で上昇し、えり元から逃げてしまうのを防ぐために、ハイネック、タートルネックのインナーやマフラーを身につけるのも効果的。お湯が使えるようなら湯たんぽを使うのも手ですが、布にくるむ、カバーをかけるなどして低音やけどには十分ご注意を。

●冷えに効果アリ、オフィスでできる簡単ストレッチ

靴下を重ね履きしても氷のように冷たい足先、かじかむ指先。マウスを操作する手も震えてしまう…　そうした体の冷え対策として、簡単にできるストレッチを取り入れてみてはいかがでしょうか。オムロンの公式サイトには「オフィスでできる、冷え対策」として、椅子に座ったまま行える手のストレッチ、脚のストレッチ、腰のストレッチなどがアニメーションで紹介されています。

また、第二の心臓とも言われるふくらはぎをマッサージするのも効果がありそうです。gooダイエット「ふくらはぎマッサージ」によると、血液を心臓に戻すつもりで必ずアキレス腱からひざ裏に向かって「ちょっと痛いけど気持ちいい」強さでもむのがマッサージのポイントとあります。また、椅子に座って行う「1分間ふくらはぎマッサージ」は逆側の脚のひざにふくらはぎを乗せて上下に動かすという手を使わないマッサージ法で、これならオフィスでも気軽に行えそうです。慣れてきたら、上下に動かしつつ足首を回すとより血流がアップするとのこと。

衣服や椅子に工夫を施したり、ストレッチを行ったりして寒さを凌ぐこれらの方法、オフィスの冷えが気になる際にはぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。（熊）

暖房以外の寒さ対策といえば？


■gooランキングのおすすめコラム
ダイエットの味方“しょうが”を使ったレシピ
職場が和むかわいいいたずら
花粉症の人が注意すべき食べ物って