参加したくない…「女子会疲れ」の実態

女性だけのメンバーが集まって飲む「女子飲み」ブームは、飲みの席に限らない「女子会」ブームへと拡大しつつあるようですが、気兼ねしないで何でも話せるはずの女性同士の集まりが、かえってストレスの原因となることもあるようです。収入の違いや恋人の有無など立場の違いから気を遣ってホンネが言えない、共感し合うだけの進歩のない会話に疲れてしまった…　そうした女子会に潜む「モヤモヤ」について探ってみました。

●「生活が苦しい」奢られて当たり前の友人にイライラ

発言小町「貧乏だと言う友人を割り勘に入れない友人」は、30代前半未婚女性の豆っ子さんからの投稿。月一で飲み会を開いている仲良し５人組のうち、唯一既婚で子持ちの主婦（A子さん）が「夫の稼ぎが悪く結婚生活が貧しい」と言い出したのをきっかけに、リーダー格の友人（B子さん）の提案により全員で毎回彼女の飲食代を奢ることになったものの、しっかり飲み食いして二次会の費用も払わないA子さんに誰も文句を言わないことにモヤモヤを募らせる豆っ子さん。これに対し、回答者からは「A子さんは甘えすぎ」「一番のクセ者はB子さん」「それは友情ではない」など、500件以上もの意見が寄せられました。

・「お金の話って言ったもん勝ちみたいなところありますよね。子持ちは私含め２人。でも絶対払います。友達だからこそ損得勘定なしに付き合いたいのですよね。都内で一人暮らししていたり、家族に仕送りしていたり、みんな事情があると思うんです。おごってもらって当たり前なのは嫌ですね」（米印さん）

・「悪口大会になりそうなら嫌ですが、A子さんとB子さん以外の３人で会ってみては？　かげ口抜きで、正直に『変じゃない？それとも私が変？』と疑問をぶつけても良いと思います。私なら、お金どうこうより、平気で奢られ続ける友人にガッカリです」（駒子さん）

こうしたアドバイスを受け、豆っ子さんは他の参加メンバーに相談するという行動に出ますが、うち１人も同じようにモヤモヤを抱えていたことが明らかになり、ついには全員揃った飲み会の席で、２人一緒に本音をぶつけたのだそう。するとA子さんは号泣しつつも「なぜ今まで断らなかったのか」と逆ギレ。その後豆っ子さんは友人と途中退席し、A子さん、B子さんと連絡は取っていないとのこと。仲間と会うに疲れてしまうような女子会ならば無理してまで参加したくない…　というのが本当のところかもしれません。

●女子会は婚期を遠ざけるって本当？

発言小町「女子会は婚期を遠ざける！？」は、デートよりも女子会の優先順位が高いと婚期が遠のいてしまうと友人に言われたという、目下婚活中のありすたさんからの相談。月３、４回は女子会に参加しているというありすたさんに、友人曰く「独身女性同士で集まってばかりだと理想がどんどん高くなったり、NG項目をどんどん増やしたり、頭でっかちになっちゃう」とのこと。これについて回答者からは「貴重な週末の時間の多くを女同士の集まりに費やしていたら、男性との進展を逃しそう」（rumiさん）や、「皆さんが既に指摘されている様に、やたら盛り上がってる女性グループって、美しくないんですよ。聞くに耐えない男性のあら探し、現状への不満、下らないドラマの話題…」（珊瑚礁さん）といった厳しい意見も聞かれました。女性同士で盛り上がるのは楽しいものですが、あまり女子会の頻度が高いのも考えものといえそうです。

●私、実は女子会が苦手なんです…

また、Excite Bitコネタ「『女子会が苦手』という人たち」でも、意外とも思える女性のホンネが明らかにされていました。同記事によると女子会が苦手という女性は多く、その理由として「同士は仲良しに見えて、いろんなところで張り合っている関係が疲れる」や、「『そうそう～』『わかるわかる～』『私も～』みたいな共感がわざとらしい」といった回答があげられており、女性同士の競争意識や仲間意識に疲れるという意見は少なからずあるようです。また参加したくない会に誘われた場合は、いかにして断るかが悩みの種となっている様子。

最近では男性だけで行う「男子会」も話題を呼んでいますが、一方で「女子会」に疲れ始めた女性や、そもそも女子会が苦手という女性も少なからずいるようです。みなさんは「女子会」という言葉にどんなイメージを持っているでしょうか。（熊）

早くも続出？ツイッター疲れ


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