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実はそれ、逆効果ですよということ

2011年02月10日 11:22  gooランキング

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1月19日放送の『ホンマでっか!?TV 』(フジテレビ系)によれば、子どもが熱中して自主的にやっていることを褒めるのは逆効果なのだそう。心理学者の植木理恵さんによると、子どもは報酬目当てになるとやる気が出なくなると解説し、お金をもらうことでやる気が薄れるとのこと。これを「アンダーマイニング現象」と呼ぶそうですが、良かれと思ってやっていたことが実は逆効果だったとしたら… そんな「実はこれをやると逆効果」という情報について探ってみました。

●みんながやりがちだけれど、実は逆効果なアレ

NAVERまとめ「言いたくないけど、それって逆効果だよ」には、40件以上もの情報がまとめられています。そのうちのひとつ「ストレス発散でカラオケ→人格を破壊してしまうリスク」は、プレジデント「なぜカラオケでストレス解消してはいけないのか 」からの引用。同記事によると、カラオケのような「陽」な空間でのポジティブ・シンキングは心を強くするどころか、かえってストレスを増してしまうのだそう。落ち込んでいるときにはムリに明るく振舞うよりも、辛い感情をとことん掘り下げる「ネガティブ・シンキング」が有効なのだとか。失恋した友達や仕事でミスをした後輩を元気付けようと誘い出すなら、カラオケではない方が良いこともあるかもしれません。

また、「シワは引っ張って伸ばせ→肌を構成するコラーゲンやエラスチンの繊維は、引っ張られると切れてしまう」は、毎日jp「ドクター吉木のやさしいスキンケア:第10回 シワ対策の俗説を正す」からの引用。シワ予防として、引っ張ったり伸ばしたりを繰り返すマッサージが日課になっているという人は要注意。そうした行為がシワを作る原因となっている可能性も。同記事によると、シワ対策にはレチノール配合の美容液やクリーム、ナイアシン、ビタミンC誘導体も有効とのこと。なお、定期的なピーリングもコラーゲンを増やす作用があるそうで、フルーツ酸を配合した化粧品の使用も薦めています。

●宿題が逆効果な理由とは?

海外ではこんな「逆効果」も指摘されています。やや古い記事になりますが、2008年3月11日付けの英紙タイムズでは、教員が政府に小学生の宿題禁止を要求するのを検討していることが報じられています。時事通信によれば、小学生の宿題は家庭内の不和を招いて潜在的な教育効果が失われ、さらには子どものストレスになることがロンドン大学教育研究所の調査で明らかにされたとのこと。また、貧しい家庭の子どもにとっては学校嫌いの原因となることも指摘されているそうです。宿題がなくなるなんて子どもにとっては夢のような話ですが、PISAで上位の成績をあげているフィンランドも宿題が少ないことで知られる国。日本ではゆとり教育が見直されて、4月から新学習指導要領が全面実施されますが、強制的な宿題に頼らずとも学力向上が望める授業が理想的なのかもしれませんね。

多くの人が実践しているけれど、実はやらないほうが良いということは、意外と知られていない場合も多いもの。皆さんは、どんな「逆効果」の情報を耳にしたことがあるでしょうか。(熊)

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