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年越しにはそばですが…「年明けうどん」とは?

2010年12月26日 11:22  gooランキング

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一年の締めくくりに縁起を担いでそばを食す「年越しそば」は大晦日の風物詩のひとつですが、年末ではなく年始にうどんを食す「年明けうどん」の存在を、みなさんはご存じでしょうか。

●年明けうどん、その定義とは

「年明けうどん」とはうどんの本場、香川県のさぬきうどん振興協議会が提唱し、全国に向けて発信しているもので、2008年の秋に誕生したばかりの全く新しい取り組みなのだとか。

同協議会が運営するサイトによれば、うどんは古くから長寿を祈る縁起物として食されており、純白で清楚なうどんを年の初めに食べることにより、その年の人々の幸せを願うという意味が込められているのだそう。元旦から1月15日までに食べるうどんを「年明けうどん」とし、メニューとしてかまぼこや海老の天ぷら、梅干、金時人参のかき揚げなど、紅いトッピングなどを添えるのが特徴。

●2011年、ついにブームが本格化?

同サイトには2010年4月、111の業者や店舗を対象として行った「年明けうどん」の取り組みに関するアンケート調査が公開されています。調査結果によると、2009年から年明けうどんに取り組んでいるのは41%、また2010年からと回答した業者は43%にも及んでいます。さらに「2011年は年明けうどんに取り組むか」という質問では83%が「取り組む」と回答しており、「年明けうどん」幕開けの2008年から着実に広がりを見せつつあるようです。同アンケートには「来年度はいよいよブームが本格化する気配です」「予想以上に反応がよく、今後正月の定番メニューにしていきたい」という声が寄せられており、業界では来年の年始に向けて期待感が高まっている模様。

一般にはまだまだ認知度が低いものの、広島のセブンイレブン加盟店オーナーの発案で近年全国へと広まった「恵方巻き」のように、今後コンビニエンスストアなどでの展開がきっかけとなって広く浸透する可能性もある「年明けうどん」。みなさんも、2011年の初めに縁起を担いで食べてみてはいかがでしょうか。(熊)

新年と同時にリセットしたいことといえば


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