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大人の間でじわじわ“美文字”ブーム

2010年12月19日 11:22  gooランキング

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ビジネス文書や手紙はパソコンで簡単に作成できるご時世。しかしそうした中、あえてペン字や毛筆などアナログなツールを使って美しい文字を書く「美文字」ブームが起こっているようです。

●大人が通うペン習字教室、人気の背景は

11月17日付けの日経流通新聞によると、20~30代の女性を中心にペン習字を習う人が増えているのだそう。公文書写教室を展開する公文エルアイエルの受講者数は、今年の10月で6万人を超えたとのこと。仕事でもプライベートでも字を書く機会が減りつつある中、ここぞというときに美しい字で印象をUPしたいと考える人は少なくないようです。

またオリコンキャリアによると、セガが2009年2月に自社サイトで行った「文字に関する意識調査」では、「以前に比べて文字を書く機会が減った」と回答している人は全体のおよそ半数にのぼっています。さらに世代別のグラフを見ると、10~19歳の40%が「変わらない」と答えているのに対し、20代以上は「減った」との回答が60%以上となっており、69.2%の人が「機会があればペン字の通信講座を受講してみたい」と答えているようです。文字を書く機会は減少しても、会議での書記係を任されるなど、自分の字が人目にふれる機会はあるもの。そうした場でみんなが読めないような字を書いては、イメージもダウンしてしまいそうです。そこで、誰でも簡単にマスターできる「美文字」を書くコツについて探ってみました。

●1時間で「美文字」が書けるようになるコツとは

9月21日放送の『あさイチ』(HNK)では、「スゴ技Q超カンタン! 美文字のコツ」と題し、美しい字の書き方が特集されました。番組によると、すき間を均等に空けることを意識すれば、わずか1時間で漢字が美しく書けるようになるのだとか。具体的な方法は、市販の方眼紙を使って漢字を書き、線と線の間に出来たすき間の大きさを比べ、均等でなかった部分を意識して練習をするというもの。

また、ひらがなを書くコツとして「す」「な」などの結びを含む字は、結びの部分を丸ではなく三角形を意識して書くとよいそうです。さらに、筆ペンを使う場合は筆を立てて書くと細くて美しい字が書けるのだとか。これらの方法を参考に、今年は筆ペンを使って年賀状の宛名書き・裏書きに挑戦してみてはいかがでしょうか。(熊)

自分の書く字に自信ありますか?


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