行きつけの店が全面禁煙になったらどうしますか？

高まりつつある世間の嫌煙ムードに加え、たばこ税の増税と、愛煙家にとっては辛く厳しい時代が続いていますが、そんな時代のオアシスとなっているのが喫煙可の飲食店ではないでしょうか。オフィスが全面禁煙になり、路上喫煙が禁止とされる中、休憩時間や仕事の後にゆっくりとたばこを吸える飲食店は、愛煙家にとってはありがたいもの。しかし、飲食店にもじわじわと広がる全面禁煙の波…　もし、みなさんの行きつけのお店が全面禁煙となったら、今後もそのお店に通い続けるでしょうか。

●たばこが吸えない飲食店にはもう行かない？

同様の質問が教えて！gooにも寄せられていました。「お願いします。愛煙家の方に真面目な質問です」は、たばこが苦手という、ある質問者からの投稿。勤務先の地区では、ファストフード店を除き禁煙の店を見たことがないという質問者。そこで、とある中華店の店主に「夜は仕方ないとしても、せめて昼ぐらいは禁煙にできないか」とたずねたところ、「そんな事をしたら愛煙家のお客さんに逃げられる」と断られてしまったのだそう。これに関して「もし常連になっている店が、ある日突然全面禁煙になったら、もう行かなくなりますか？」とたずねたところ、多くの愛煙家からさまざまな意見が寄せられました。

「禁煙になってもかまわず行く」という回答者からは、次のような声が聞かれました。

・「私も愛煙家ですが、ランチタイムには禁煙店を好んで行きます。お昼御飯ぐらい綺麗な空気で食べたいです」（kononakareさん）

料理を味わう目的で入るお店では、むしろ禁煙の方がありがたいという愛煙家も少なくないようです。ただ、「喫茶店及び居酒屋は、どちらかと言えば『タバコを吸う』ことも大きな目的の一つとなっているので、これが禁煙となれば、まず行かないと思います」というkazu_-Tさんのように、ランチとは別にたばこを一服する目的で入店する喫茶店や居酒屋が全面禁煙になると、行く理由がなくなってしまうという意見も。

一方「禁煙になったら行かなくなる」と答えた愛煙家からは、次のような声が上がっていました。

・「高い税金を払っているのにあそこもダメここもだめ、せめて昼食や休憩のときくらいは一服したいです」（kanakuri99さん）

・「昼食タイムは休憩タイムであり休憩タイムに煙草は欠かせないので行きませんね。ただし立ち食いそばレベルのスピードなら別に構いません」（walktkdさん）

オフィスに喫煙所があり自由に吸える環境ならともかく、オフィスに喫煙スペースがない場合には昼休憩くらいゆっくりとたばこを吸いたいと思う愛煙家も多いのではないでしょうか。一方、たばこを吸わない人にとっては全面禁煙とされるのが望ましいものですが、こうした飲食店は愛煙家の憩いの場としても機能しているため、店側もなかなか全面禁煙にはできないという事情があるようです。

愛煙家にとっても、またたばこを吸わない人にとっても、喫煙の可否は店を選ぶ重要なポイントといえそうです。回答者から紹介されていたグルメ情報サイト「禁煙スタイル」などを参考に、目的に合うお店を探すのもひとつの方法かもしれませんね。（熊）

たばこの煙のにおいが気になるところ


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